浜松市中区 潰瘍性大腸炎に負けない体質
2018-06-10
【潰瘍性大腸炎の原因や症状】
潰瘍性大腸炎とは、腸の粘膜が侵されてびらんや腫瘍ができてしまう、原因不明の大腸のびまん性非特異性炎症です。
主に、腸の粘膜と粘膜の下層部を侵し、大腸の中でも特に直腸の突発性の症状が多い非特異炎症性疾患です。
発症する年代は30歳以下が多いのですが、小さいお子さんや50歳以上の年齢層にも見られることがあります。
潰瘍性大腸炎になってしまう原因は、不明となっています。
そのため、難病指定となっている病気です。
確実な原因はつかめていませんが、免疫病理学的機序や心理学的要因の関与があるのではないかと言われています。
通常発生する症状は、血性下痢や種々の程度の全身症状が発生します。
長期に渡って症状が出たり大腸全体が侵されている場合は、悪性化の傾向があると言われています。
多くの患者さんは再燃と完解を繰り返すので、長期間の医学管理が必要となります。
軽度の場合は血便が発生しないが、重症化すると水様性下痢と出血が混じり、滲出液と粘液に血液が混じった状態となってしまいます。
他の症状は、腹痛、発熱、食欲不振、体重減少、貧血などが起きる場合があります。
また、合併症として、関節炎、虹彩炎、膵炎、皮膚の異常などの腸管外合併症を伴うこともあります。
【潰瘍性大腸炎の治療方法】
潰瘍性大腸炎の治療方法は、このような方法を行っていきます。
・重症の場合
出血しており症状が重い場合は、入院をして出血状態を止めます。
絶食して点滴による栄養補給で腸管内の出血を止めて、出血が止まったら消化の良い食事からはじめて、症状が改善されたら退院となります。
・軽度や中等症状の場合
軽度や中等症状の場合は、薬物療法で症状の悪化を防ぎます。
潰瘍性大腸炎に効果を発揮する内服薬と、必要によってはステロイドを使って症状が悪化しないようにみちびいていきます。
・保存療法で改善しない場合
保存療法で改善しない場合は、手術により腫瘍が悪化している部分を取り除きます。
近年は手術方法が進歩してきており、直腸の近くを取り除いても肛門機能を温存できるようになっています。
そのため、その後の生活を不安視することなく、手術を受けることができます。
潰瘍性大腸炎に対して注目されているのが、鍼で治療を行うことです。
鍼やお灸をすることで、免疫反応を正常化させたり炎症や痛みを止めることに効果があると言われています。
治療方法は、お腹や腰、手足にある消化器系のツボに鍼やお灸を行います。
薬での治療と共に、鍼やお灸で症状を緩和して楽になりませんか。
潰瘍性大腸炎は、発症時の症状が重度の場合は手術率が高くなったり悪化する傾向があると言われています。
しかし、近年の研究によると、潰瘍性大腸炎の患者は一般の人と比べて生存率に差がないという報告が挙がっているようです。
そのため、きちんと薬を飲み続けていくことで、悪化させず年齢を増しても過ごしていくことができます。
根気よく治療を受けて、潰瘍性大腸炎に負けない体質になりましょう。
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