浜松市中区 野球肩
2018-09-21
【野球肩とは】
野球肩とは、投球の際の肩の異状により、従来のパフォーマンスを発揮することができない肩関節状態の総称です。
投球のフォームの形による負荷による症状のため、野球肩と呼ばれています。
そのため、野球じゃなくても同じような動きをしている人にも、多く発生する症状です。
野球肩の原因は、大きく分けて以下の2つがあります。
・ケガによる原因
ケガの場合は、はっきりとした症状がわかる場合が大半です。
野球で思いっきりバックホームしたら肩に大きな負担がかかって痛みが走った、球を思いっきり投げて肩がパキッと音がしたなどが、大きな例です。
これは、肩の亜脱臼や関節唇損傷、腱板損傷、骨折などが発生している証拠となります。
ケガですので、症状が軽い場合は治りが早いです。
損傷がひどい場合は、なかなか良くならず長い治療を受けなければいけない場合もあります。
・使い過ぎの肩の痛み
毎日使い続けることにより、障害が発生してしまうケースです。
毎日ボールを投げたりなどの肩を酷使していると、肩関節に負担がかかってしまい、オーバーユースとなってしまいます。
スポーツを行っていなくても、肩を酷使することを行っている人に発症します。
肩に違和感があったら、まずは専門医に相談をしましょう。
野球肩の診察は整形外科で行い、病歴や東急テストなどの各種テストを行って特定します。
また、レントゲンやMRI、CTなどを撮って、詳しく診察していきます。
【野球肩の治療方法】
野球肩の治療は、このような方法で行っていきます。
・保存療法
野球肩の治療は、保存療法が基本となります。
症状が緩和するまで、安静にしましょう。
スポーツを行っている人は、症状が治まるまで動かさないようにする事が大事となります。
安静をきちんと行わないことにより、再発率を高めてしまいます。
・低出力超音波や低周波治療
整形外科や整骨院、接骨院などで、低出力超音波や低周波の治療を行っていきます。
患部にピンポイントで治療を行っていくので、高い効果を期待することができます。
整骨院や接骨院でも受けることができるので、手軽に治療をしたい場合は整骨院や接骨院がオススメです。
・アイシング
患部を冷やして、痛みなどの症状を緩和させていきます。
症状が軽い場合は、アイシングだけでもかなり楽になっていきます。
・薬物療法
消炎鎮痛薬により、除痛を行います。
痛みがひどい場合は、注射療法で痛みを取り除きます。
・ストレッチ
痛みが軽くなって来たら、肩関節や肩甲骨の関節の可動域を改善させるために、ストレッチを行っていきます。
ストレッチの仕方は、専門医に相談をして行うようにしましょう。
自己流で無理に行うと負担がかかってしまうことがあるので、オススメできません。
・手術療法
野球肩の90%は、保存療法で改善が可能です。
しかし、保存療法で改善しない場合は、手術療法で症状緩和へとみちびきます。
骨切除による除圧術など、簡単な手術療法で行うこともできます。
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※あくまで豆知識であり、内容を保証するものではありません