浜松市中区 上腕二頭筋長頭腱炎
2018-09-19
【上腕二頭筋長頭腱炎とは】
上腕二頭筋長頭腱炎はあまり聞き慣れない症状ですが、比較的多く発症しているメジャーな症状です。
この様な運動をしている方は、上腕二頭筋長頭腱炎が発症する可能性が高いといえます。
・野球
・バレーボール
・水泳
・ハンドボール
・バスケットボール
・水球
このような、投球動作やオーバーヘッド動作を繰り返して行うスポーツに、良く発生します。
また、中高年の人は、このような運動を行っていなくても、肩関節周囲炎の1つの症状として発生してしまうことがあります。
上腕二頭筋は、筋肉のはじまる場所が肩甲骨からはじまっており、上腕骨近位部にある溝に入っているため、上腕骨と筋肉のはじまる部分に摩擦が起きやすい構造となっています。
そのため、ストレスが頻繁に発生してしまうことにより、炎症が発生しやすくなっています。
炎症や刺激が繰り返し発生してしまうことにより、徐々に弱化して変形してしまい、断裂してしまう場合があります。
その状態により、痛みなどの症状を発してしまいます。
主な症状は、肩関節前側の痛みや上腕部から前腕部にかけての放散痛です。
夜間痛が酷く、眠ることができない方も多くいます。
上腕二頭筋長頭腱炎かなと思ったら、専門医に診てもらいましょう。
上腕二頭筋長頭腱炎の診察は、整形外科で行います。
主に、このような検査方法を行います。
・スピードテスト
前腕を外側に向けて、腕をまっすぐに伸ばした状態で上に腕を挙げて、腕の前の部分を圧迫して肩への痛みのイムを調べます。
肩に痛みが出る場合は、上腕二頭筋長頭腱炎の疑いがあります。
・ヤーガンテスト
ひじの関節を90度に曲げて、その状態で固定します。
上腕部分に力を加えて患者さんが内側に手を戻そうとした際に痛みが出る場合は、上腕二頭筋長頭腱炎の疑いがあります。
【上腕二頭筋長頭腱炎の治療】
上腕二頭筋長頭腱炎の治療は、このような方法で行っていきます。
・安静
症状が軽い場合は、安静で良くなります。
数日で痛みがなくなることがほとんどなので、まずは動かさずにしっかりと安静にしましょう。
無理して動かすと、再発の可能性が高くなってしまいます。
・アイシング
患部を冷やして、症状緩和へとみちびく方法です。
ご自分で行うのではなく、専門医の指示でアイシングをしましょう。
・整骨院や接骨院での治療
症状が改善しない場合は、整骨院や接骨院で治療を受けてみましょう。
上腕二頭筋の筋緊張を緩和させて、症状緩和へとみちびきます。
辛い痛みがあった方でも、整骨院や接骨院で治療を受けたら楽になったという声も挙がっています。
患部にピンポイントで治療を行うので、高い効果を期待することができます。
症状が出ているうちは、スポーツを行わず安静にしましょう。
スポーツを行っている人は無理して動かそうとしてしまいますが、それではいつまで経っても改善しません。
今後再発せずに過ごしていけるよう、しっかり安静にして改善しましょう。
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※あくまで豆知識であり、内容を保証するものではありません