浜松市中区 鼠径部痛症候群
2018-09-18
【鼠径部痛症候群とは】
鼠径部痛症候群とは、別名グロインペイン症候群と言われている症状です。
サッカー選手が脚が痛い場合、鼠径部痛症候群の疑いが多くあります。
有名サッカー選手にも鼠径部痛症候群になった人が多く、中田英寿選手や中村俊輔選手など、有名なサッカー選手が鼠径部痛症候群に悩まされてきました。
鼠径部痛症候群は内転筋腱障害、腸腰筋の機能障害、 鼠径管後壁欠損、外腹斜筋腱膜損傷、恥骨結合炎 内転筋腱障害、スポーツヘルニアなどの総称の症状です。
恥骨部分に対する過度なストレスや負荷により、症状が発生します。
サッカー選手だけではなく、様々なスポーツを行っている人にも多く発症する症状です。
発症しやすい選手は、この3つのパターンが多い傾向があります。
・臀部の筋肉が固い
股関節が開いた状態となるので、臀部の筋肉が使いづらく固くなってしまいます。
・腰痛がある
アキレス腱やハムストリングの固さが原因となり、骨盤まわりの指示性が低下してしまうことで、鼠径部にストレスがかかってしまいます。
・過剰なトレーニングを行っている
若い方に多く、シュートやロングキックなどの特定な動作の過度なトレーニングを行うことにより、鼠径部にストレスがかかってしまい、発症してしまいます。
【鼠径部痛症候群の治療方法と予防方法】
鼠径部痛症候群の疑いが考えられる場合は。まずはスポーツドクターの診察を受けて、明らかな問題がないかどうかを確認することが大事となります。
MRIやCTでの検査ですので、簡単に検査を受けることができます。
鼠径部痛症候群には、決定的な治療方法はありません。
まずは、安静にして症状緩和とすることが1番となります。
改善していないのに運動を再開してしまうと、また同じ症状が出てしまうので危険です。
鼠径部痛症候群は鼠径部周りの筋力が低下してしまうので、改善していないのに動いてしまうと衰えた筋肉が負荷に耐えられなくなってしまい、痛みが復活してしまいます。
治療中のトレーニングも、痛みがある場合はランニングは控えましょう。
ウォーキングや水泳などの負担がかからない運動からはじめて、痛みとよく相談をしながら徐々に運動を行っていきましょう。
鼠径部痛症候群は、原因となった症状は人それぞれなので、治るまでの期間も人それぞれです。
数日安静にしただけで改善する場合もあれば、1~3カ月続いてしまう場合もあります。
ひどい場合は、1年以上治らない方もいるほどです。
鼠径部痛症候群は、このような方法で予防ができます。
・足首の捻挫などケガをしてしまった場合、体全体のバランスが崩れてしまうので、無理にプレーを続けてはいけない
・股関節周りの拘縮や筋力低下を感じたら、早めに修正を行う
・運動前の準備運動は、体幹から下肢を効果的に連動させる協調運動を行い、股関節だけの運動は絶対に行わない
・鼠径部痛症候群はオフに発症しやすいので、オフ明けには協調運動を念入りに行う準備運動を行う
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※あくまで豆知識であり、内容を保証するものではありません