浜松市中区 内側上顆炎
2018-10-03
【内側上顆炎とは】
内側上顆炎とは、ひじに外反性の力がかかる運動や、掌側の前腕筋を強引に屈曲する運動により発生する症状です。
別名ゴルフ肘ともいわれており、ゴルフプレーヤーに多く見られる症状ということで、このような名称がつけられました。
この様な場合に、内側上顆炎が発生する傾向があります。
・誤った方法の投球
・誤ったゴルフショット
・テニスのサーブ
・テニスラケットが重すぎる
・テニスラケットのガットの張りが強すぎる
・テニスラケットのグリップのサイズが小さすぎる
・やり投げ
・レンガ積み
・ハンマーで打つ動作
・タイピング
このような動作により、発症することがあります。
ゴルフ以外でも、似たような症状が発生することにより、内側上顆炎となってしまいます。
抵抗に対して手の関節を屈曲や内回する際に、屈曲内回筋腱や内側上顆に痛みが発生します。
腕を伸ばした際は手を握った際に、痛みが走ります。
ただし、ずっと継続する痛みではなく、普通に日常生活を送ることができます。
対した痛みではないと思って放置していると、突然激痛が襲ってきて大変な痛みになってしまうことがあります。
そのため、初期段階でしっかり治療をして改善することが大事となります。
内側上顆炎の診断は、誘発試験を行います。
患者は椅子に座って、前腕をテーブルに置かせて手を回外させます。
患者さんは手関節を曲げて拳をテーブルから上げようとするので、その間医師は拳の下方を抑えて、それにより内側上顆のまわりや屈曲回内筋腱に現れる疼痛により、診断となります。
痛い診察や検査ではないので、誰でも安心して受けることができます。
【内側上顆炎の治療】
内側上顆炎の治療は、このような方法で行っていきます。
・安静
安静が1番の治療方法となり、動かさず安静にしましょう。
肘にかかる牽引力を弱めるためには、テニスエールボールを使うことで有効的とすることができます。
また、アイシングもとても効果的です。
症状が緩和するまで、あくまで安静に動かさないようにしましょう。
・薬物療法
炎症を抑えるために、ステロイド薬や麻酔約で炎症を抑えます。
痛みが強い場合は、一気に楽になっていきます。
・整骨院や接骨院での治療
整骨院や接骨院での治療は、患部に直接鍼灸治療などを行って、症状改善へとみちびきます。
直接原因部分に治療を行うので、楽になったという声も多く挙がっています。
いつまで経っても改善しない場合は、整骨院や接骨院での治療にも目を向けてみましょう。
・ストレッチ
痛みが治まってきたら、手首を弯曲して肘を伸ばすストレッチを行っていきます。
ストレッチは適した方法を行わないと意味がないので、専門医の指導のもと行うようにしましょう。
我流で行うと余計な負担をかけてしまうことがあるので、おすすめできません。
・手術療法
保存療法で改善しない場合は手術を行うことがありますが、まれです。
一般的には、少なくても9~12カ月経過した後に、手術の検討を行います。
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※あくまで豆知識であり、内容を保証するものではありません