浜松市中区 グローインペイン症候群
2018-09-16
【グローインペイン症候群とは】
グローインペイン症候群とは、鼠径部(そけいぶ)のまわりに出現する慢性的な障害です。
原因の特定が難しいので、このような鼠径部(そけいぶ)のまわりに発生する痛みを総称して、グローインペイン症候群といいます。
慢性腰痛や肩こりのように、特定の症状があるわけでもないので、リハビリでも根本的な改善ができないまま長期化してしまうこともあり、1度なってしまうと厄介な症状の1つです。
グローインペイン症候群が発生してしまう原因は、下肢のケガ後や体幹から股関節にかけてスポーツで使い過ぎてしまった場合、筋力低下や柔軟性低下、拘縮が発生してしまい、鼠径部(そけいぶ)周りの痛みとなって発生してしまいます。
キックの動作やランニングなどの繰り返しの運動により、鼠径部(そけいぶ)や股関節周り、骨盤にメカニカルなストレスが加わることで炎症が発生してしまい、痛みとなってしまいます。
タックルなどによって直接股関節周辺に打撲を受けてしまった場合にも、発生してしまいます。
グローインペイン症候群は、このような症状を発してしまいます。
・圧痛
・運動痛
・鼠径部(そけいぶ)痛
・大体内側痛
・下腹部痛
慢性化してしまうと鼠径部(そけいぶ)が常に痛むようになってしまい、下肢の伸展の挙上、外転する動作などにより誘発されやすくなります。
股関節部分の可動域制限や、筋力低下などが見られてきます。
グローインペイン症候群が好発するスポーツは、これらが挙げられます。
・サッカー
・陸上競技
・長距離走
・ラグビー
・ホッケー
・ウエイトリフティング
この様な競技で、20歳前後の男性選手に多く発生する傾向があります。
【グローインペイン症候群の治療方法】
グローインペイン症候群の治療方法は、これらが挙げられます。
・安静
安静が1番となり、疼痛が酷い場合は約2週間のスポーツ休止とします。
・アイシング
局部をアイシングして、症状をやわらげます。
・ホットパック
症状によっては、患部を温めて治療を行います。
場合によっては痛みが倍増することがあるので、自己判断で温熱療法を行わずに、専門医の指示のもとに行うようにしましょう。
・消炎鎮痛剤
痛みが強い場合は、消炎鎮痛剤を使って症状を緩和させます。
また、耐えられないほどの痛みがある場合は、ステロイドホルモンの局所注射で症状をやわらげます。
・リハビリテーション
股関節の外転可動域訓練や筋力強化、内転筋のストレッチなどを行い、水中歩行、エアロバイク、ジョギングなどを行っていきます。
・整骨院での治療
鍼治療や温熱理療により、グローインペイン症候群の症状を改善させる方法です。
病院での治療は長引くことが多く、なかなか改善しない方が整骨院や接骨院で治療を受けています。
患部にピンポイントで治療を行うので、スッキリ改善へとみちびくことができたという声も多く挙がっています。
・数術療法
保存療法で長期間疼痛が改善されない場合は、手術療法を行う場合もあります。
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※あくまで豆知識であり、内容を保証するものではありません