浜松市中区 足底筋膜炎
2018-09-30
【足底筋膜炎とは】
朝起きて歩き始めた際にかかとが痛くて足を付けることができずに、歩くのは辛いなんてことはありませんか。
このような症状が発生している場合、足底筋膜炎の可能性が考えられます。
足の裏には、体重を上手く支えるためのアーチがあります。
足底筋膜は、かかとの土踏まず側から足指の付け根部分まで扇状に伸びて強く張っていることにより、アーチをキープしています。
足底筋膜の不具合により発生してしまうのが、足底筋膜炎です。
足底筋膜炎の原因は、これらが挙げられます。
・ランニングなどのスポーツの際の足への負担
・加齢による足底筋膜の劣化や変性
大きく分けて、この2つの原因が考えられます。
足部のアーチ部分で、スプリングのように荷重時にショックを吸収することができるのですが、繰り返す牽引刺激があると腱が変性してしまい、微小断裂や炎症が発生してしまいます。
このような人が、足底筋膜炎になりやすい傾向があります。
・普段運動をしてなかった太が突然激しい運動をした
・長距離のマラソンやジョギング
・床が高い場所に居ることが多い
・太り過ぎなどに肥満の人
・長時間の立ち仕事を行っている人
・硬かったりクッション性のない靴を履いている人
・ハイヒールを好んで履く
・糖尿病患者
・関節炎患者
足底筋膜炎の痛みの発症は、「朝起きてすぐの歩きはじめ」や「長く座っていた後の歩きはじめ」など、ずっと動かずに急に動いた際に痛みが出るのが特徴です。
特徴的に痛みがひどい場合は、足を地面に付けることができないほど、強い痛みが発生してしまうこともあります。
痛みは主に、くるぶしの内側に発生する傾向があります。
動き始めのみに痛みを感じ、じっとしている時や一定時間動くと痛みが減少する場合が大半です。
炎症が強い場合や慢性化してしまうと、1日中ずっと痛みが続くこともあります。
【足底筋膜炎の改善方法】
足底筋膜炎は、このような改善方法を行っていきます。
・安静
1番の改善方法は、急所の休息です。
ランニングやジャンプを休止して、負担を掛けないようにしましょう。
・インソールの使用
足底板やインソールを入れて歩行することにより、足のアーチを支えて改善へとみちびくことができます。
治療効果が現れるまでの期間は個人差があり、数か月かかる場合が大半なので根気よく行うことが大事となります。
・薬物療法
痛みがある場合は、消炎鎮痛剤や湿布などの薬物などで治療を行っていきます。
痛みが強い場合は、ステロイド注射で痛みを取り除きます。
ステロイド注射は頻繁には使えないので、どうしても痛い場合のみに使うようにしましょう。
・物理療法
低周波や千歩波、低出力レーザーなどの、物理療法で治療を行っていきます。
治療は整形外科や整骨院、接骨院でも受けることができます。
病院まで毎回治療を受けに行くのが大変な場合は、お近くの整骨院や接骨院で受けることをオススメします。
・手術療法
保存療法を行っても改善せず疼痛が酷い場合は、骨棘の骨切除術を行う場合もあります。
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※あくまで豆知識であり、内容を保証するものではありません