浜松市中区 セーバー病
2018-09-25
【セーバー病とは】
セーバー病とは、10歳前後の男の子に多く見られる症状であり、かかとの軽い腫れや圧痛、歩行時痛などの症状を発します。
活発な子供やスポーツやダンスを行って子供がかかとの痛みを訴えた場合は、セーバー病との疑いがあります。
激しい運動の後に症状が出ることが多くあり、かかとの痛みが発生するので、つまさき歩きとなってしまうこともあります。
かかとを付けて歩けないお子さんは、セーバー病を疑うべきといえます。
発育期の子供の弱い踵骨骨端部に運動などによって大きな負荷がかかってしまい、それにアキレス腱の引っ張る力が持続的に加わってしまうことにより、踵骨に血流障害が発生してしまい、踵骨骨端核の壊死や骨軟骨円を発症してしまいます。
セーバー病は、このような症状を発してしまいます。
・痛みがひどい場合は、つま先歩きとなってしまう
・アキレス腱が踵骨に当たる部分に腫瘍があり圧痛がある
・アキレス腱を伸ばす様にウ侵すと疼痛があり、運動制限が発生する
痛みが1日位で治まって普通に歩ける場合は、しばらく様子を見ても良いです。
しかし、痛みが続いたり何度も繰り返す場合、腫れがある場合は、整形外科を受診しましょう。
セーバー病の診察は、整形外科で行います。
レントゲンで、踵骨後端部の骨化核に変化があるので、判断ができます。
セーバー病は治療したと思うと再発する場合もありますが。ほぼ完治する予後良好の病気です。
そのため、おかしいなと思ったらすぐに治療を受けるようにしましょう。
【セーバー病の治療方法】
セーバー病は、このような方法で治療を行っていきます。
・安静
安静にすることで、症状緩和へとみちびくことができます。
動かさず安静にして、症状改善へとみちびきましょう。
歩く場合は、松葉杖を使って負荷を避けるようにしましょう。
・アイシング
痛みがある場合は、アイシングをして症状緩和へとみちびきます。
・薬物療法
痛みが強くある場合は、鎮痛薬などを使って痛みをやわらげます。
強い痛みがある場合は、注射療法で痛みを取り除きます。
・アキレス腱伸長訓練
痛みがなくなってきたら、アキレス腱の伸長訓練を行います。
自己流では負担がかかってしまう場合があるので、専門医の指導のもと行うようにしましょう。
・整骨院や接骨院での治療
整骨院や接骨院での治療では、症状が発生している部分に鍼灸治療などを行って、直接症状緩和へとみちびきます。
何をやっても症状が緩和しない場合は、整骨院や接骨院での治療がオススメです。
たった1回の施術で、7~8割の痛みが減少したという声も挙がっています。
セーバー病を再発させないためには、運動前のウォームアップやストレッチが、大きな予防効果へとみちびきます。
また、使い過ぎも再発へとつなげてしまいますので、足やかかとの過度な使い過ぎは行わないようにしましょう。
子供は過度に動く習性があるので、周りの大人が見守って気付いて挙げることが大事となります。
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※あくまで豆知識であり、内容を保証するものではありません