浜松市中区 五十肩・四十肩になりやすい人の特徴と対処法
2017-11-23
四十肩 五十肩
ある日突然、腕を動かした時、肩に激痛が起こり発症します。夜寝ている時も激しい痛みで眠れないこともあります。このような鋭い痛みは殆どの場合、数日で治まりますが、腕を上げる動きや後ろに回す動作ができなくなり、着替えや洗髪がうまくできなくなるなど、日常生活が不自由になります。40歳代から60歳代に多く発症するので「四十肩・五十肩」と呼ばれていますが、正式な医学名は「肩関節周囲炎」と言います。最近では、20歳代や30歳代で発症するケースも多くなってきています。発症しやすい人の特徴を知り、20歳代や30歳代からの予防も大切です。
★四十肩・五十肩の症状
次の症状が見られたら四十肩・五十肩の可能性があります。
・肩を動かすと痛みがでる。
・腕を上に挙げると痛む。
・腕を後ろで組もうとすると痛む。
・背中に手を届かそうとすると痛い。
・肩がこわばった感じがする。
・寝返りをうつと肩が痛い。
・着替えや洗髪がしづらい。
症状が重くなると夜間にズキズキした痛みが出て眠れないこともあります。また、殆どの場合は片方の肩だけに起こります。痛みが突然発生する「急性期」と、肩の動きが制限される
「慢性期」に分かれ、症状は段階によって変化します。
◎急性期
激しい痛みが特徴です。殆どの場合、片方の肩に症状があらわれます。その後、二の腕や
手の先まで痛みが生じたり、しびれの症状が生じたりする事もあります。また、夜眠れないほどの痛みに悩まされ、寝返りをうつだけでも痛みます。しかし激しい痛みは殆どの場合、数日間で治まります。急性期の別名は「憎悪期」とも言います。急性期で大切なことは、安静にすることです。無理をして肩を動かすと症状が悪化し痛みが続く可能性があり注意が必要です。
◎慢性期
鋭い痛みは治まってきます。安静にしていれば殆ど痛みは感じなくなりますが、急に動かすと痛みがぶり返すこともあるので用心が必要です。
急性期に生じた炎症の影響で、筋肉は固くなってしまいます。そのため、関節を動かせる範囲が狭くなり腕が動かしにくくなります。腕を上に挙げたり、後ろに回す動作ができなくなります。着替えや洗髪などの動作がしづらくなり、日常生活に支障が出るようになります。
慢性期で大切な事は、痛みを感じず無理のない範囲で適度に動かす事です。しかし、痛みを感じるような激しい運動や重い荷物を持つなどは避けた方が良いです。軽い体操やストレッチから始めましょう。肩関節の拘縮が改善すると腕が少しずつ動かせるようになります。
慢性期は6カ月から1年ほど続くことが多いです。根気よく運動療法やストレッチ、柔軟体操などを続けましょう。
★四十肩・五十肩の原因
肩関節周辺の骨、軟骨、腱、靭帯などが老化して周辺組織が変性して炎症が起こることが原因と考えられています。また、加齢によるものばかりではなく、生活習慣、外傷、激しい運動、ストレスなどの影響で肩関節に長期的に負担がかかることも原因とされていて、実際
20歳代や30歳代など発症年齢が下がってきています。
★五十肩・四十肩になりやすい人の特徴と対処法
◎腰を悪くしたことがある人は、体のバランスを保とうとして無意識に片方の肩を下げてしまいがちです。この場合、腰や骨盤の歪みを整えることが有効です。整体や接骨院で施術を受けることで解消できます。
◎猫背(重心が前のめりになるため体に歪みが生じやすくなります。)
ハイヒールを履いている人は猫背になりやすいので、意識的に姿勢を気を付けることが大切です。また、パソコンやスマホの利用時間が長時間になると、猫背になりやすいので注意が必要です。20歳代や30歳代で四十肩・五十肩になる人は、一日中、仕事でパソコンに向かっているケースが多いです。姿勢の悪さは、四十肩・五十肩の大きな要因です。
◎偏った食事・ストレス
栄養の偏りやストレスにより交感神経が優位になると血管が収縮し血行不良になります。
肩関節周囲の血行が悪くなると炎症を起こしやすくなります。適度な運動や、規則正しい生活により自律神経を整える事が大事です。
◎自己流の運動
水泳、ゴルフなどの運動では、正しいフォームで行わないと肩に負担がかかることがあります。自己流だと肩甲骨を動かさず腕だけを動かしてしまいがちです。この結果、肩に余分な負担がかかってしまい四十肩・五十肩を発症しやすくなってしまいます。スポーツをする時は、基本的な動きをしっかり練習することが大事です。
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