浜松市中区 「ぎっくり腰」の原因
2017-10-17
ぎっくり腰
「ぎっくり腰」とは、重たいものを持ち上げたり、急に体をひねったりした時に突然、腰に走る激痛のことを言います。いきなりグキっという衝撃と共に強烈な痛みに襲われます。
年齢に関係なく若い年代から高齢者まで起こる可能性があります。
「ぎっくり腰」は一般的な名称で、正式には「急性腰痛症」「椎間捻挫」と呼ばれます。
最近では、長時間のデスクワークをしている人にもこの症状が増えています。
★「ぎっくり腰」の症状
急に立ち上がったり、寒い場所での作業時などに症状があらわれます。左右どちらかの腰に症状が出る特徴もあります。軽症のものから、酷くなると立つこともできない重症のものまで様々です。
◎「ぎっくり腰」でよく見られる症状
・痛みのため歩くことができない。
・咳やくしゃみが腰にひびく。
・横になると痛みは和らぐが、寝返りができない。
・腰の左右どちらかが痛い。
・椅子に座ったり、立ったりする時に痛む。
・体を反らすことや、おじぎをするのが辛い。
・朝、体を起こそうとすると腰に強い痛みを感じる。
※このように、体を支えたり姿勢を変える、歩くというような日常動作が困難になります。
◎「ぎっくり腰」には、前兆があります。
一度、ぎっくり腰になってしまうと、なかなか治らず再発を繰り返すことも多いのです。
以下の症状があったら用心しましょう。
・季節の変わり目に腰が痛くなり、腰より下の関節が痛む。
・長時間座っていると腰が痛くなる。
・朝、痛みがあるが、動いていると楽になる。
・夕方にかけてだんだん腰が重くなり痛みが増していく。
・腰がつっぱる感じや抜けるような感じがする。
★「ぎっくり腰」の原因
ぎっくり腰は、重いものを持った時、腰部を酷使した時などに起こりやすいのですが、そういう場合ばかりではありません。朝の洗顔で前かがみになった時、くしゃみをした時など日常生活のちょっとした動作で起こることも多いのです。
◎生活習慣
デスクワークや、立ち仕事など長時間、同じ姿勢でいると疲労する筋肉に偏りが生じます。
筋肉の血流も滞りがちになり、筋肉疲労が蓄積します。このように、腰の筋肉が慢性的に疲労し、硬直した状態になっている時に、腰に強い負荷がかかることがきっかけでぎっくり腰を発症するのです。運動不足による腰回りの筋肉の低下もぎっくり腰が発症しやすくなる要因です。
◎スポーツ
スポーツで体の筋肉を鍛えている人もぎっくり腰を発症することがあります。
運動による筋肉の疲労が充分に回復できていないと、慢性的な筋肉疲労に繋がります。
また、偏った運動の仕方で筋肉の機能のバランスが悪いと腰に負担がかかります。
運動前の入念なウォーミングアップや、運動後の体のケアが大切です。
また、バランスよく体を鍛える事も運動パフォーマンスを向上させるという意味からも
又、故障や怪我を防止するという意味からも重要です。
◎精神的ストレス
仕事やスポーツなどの場面で精神的なストレスがかかると、筋肉が緊張して血流が滞り
ぎっくり腰発症のリスクが高まります。精神的なリラックスも大切です。
◎病気や加齢
加齢による腰回りの柔軟性や筋力の低下も原因となります。
又、転移性の骨腫瘍、急性膵炎や腎盂炎などの疾患が関係している場合もあるので自己診断せずに医療機関の診察を受ける事も大切です。
★「ぎっくり腰」の対処法・治療
2~3日は出来る限り安静にすることが大事です。
「横向きで膝を曲げて」寝る事で楽になることもあります。強い痛みには市販の消炎剤などの薬物治療が有効です。痛みが治まったら牽引や温熱療法、コルセットの着用など症状を緩和させるという治療が有効です。
また、対処療法だけでなく、根本的な治療も大切です。鍼灸治療や整体、カイロプラクティックなどの治療法が効果的な場合もあるので、自分の症状に合った治療を選択するようにしましょう。
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