浜松市中区 バネ指の原因と症状
2018-03-07
【バネ指の原因と症状】
バネ指とは、指を曲げた後に指が元通りに伸びず曲がったまままで、伸ばそうとするとバネのように急に伸びる現象です。
指を曲げるために必要な腱が炎症しておきる、腱鞘炎です。
指を曲げたら戻らない!そんな人は、バネ指の可能性があります。
バネ指になる人は、50~60歳代の女性に良くいるといわれています。
バネ指は、以下が原因といわれています。
・指の使い過ぎ
スポーツや仕事で指を頻繁に使う人に、発症しやすいといわれています。
草取りや編み物をしている人にも多く、近年はパソコンの使い過ぎの人にも多いといわれています。
指を使う流れ作業のパートを行っている人にも、多いといわれています。
・老化
年齢を重ねることで屈筋腱と腱鞘の間の滑りが悪くなってしまい、腱鞘炎となってしまいます。
・妊娠や出産後、更年期
妊娠時や産後、更年期の女性はホルモンのバランスが崩れてしまうことで、バネ指の原因になっているとも言われています。
バネ指の診察は、指の付け根の腫れや痛みで診断することが多くあります。
場合によっては、レントゲンヤMRI、エコーなどで検査を行うこともあります。
また、血液検査で他の病気との関連性を調べる場合もあります。
バネ指は、他の原因により発生している場合もあります。
慢性リウマチや糖尿病が原因となっている場合もあるので、おかしいなと思ったら早めに整形外科を受診することをオススメします。
【バネ指の治療】
バネ指には、以下のような治療方法があります。
・安静
手首を安静させ、指の使用を控えます。
3週間ほど安静にし、できるだけ指を使わないようにしましょう。
しかし、指というのは日常的に使う部位なので、使わないのは難しいですよね。
どうしても指を動かしてしまう場合は、痛い指を添え木や装具を使って動かないようにすると良いでしょう。
スポーツや趣味も、しばらく中止しましょう。
また、血行を良くする事もとても大事であり、お湯で温めたり手袋をはめると治りが早くなります。
・薬物療法
痛みがひどい場合は、薬物治療で炎症を減らします。
軟膏を塗ったり湿布を貼ったり、ステロイド剤を局所注射することで、痛みが軽減します。
ステリド注射は3回が限界であり、それで痛みが緩和されない場合は手術が必要となってしまうことがあります。
・理学療法
急性期を過ぎたら、理学療法での治療も可能セス
レザー治療や低周波などを使って、患部に治療を行います。
・手術療法
保存療法などで効果が出ず痛みがひどい場合は、手術療法を行います。
時間にして15分ほどの、軽度な手術となる場合が大半です。
手術後翌日から指を動かすようにし、7~10日で抜糸が可能です。
いかがでしたでしょうか。
バネ指というのは、比較的発生しやすい症状です。
軽度のうちにセルフケアをすることが大事ですが、大抵の人は症状が強くなってから専門医に診てもらうケースが大半です。
無理して痛めてしまわないよう、早めのケアで楽になりましょう。
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