浜松市中区 ドゥケルバン病の発生
2018-02-28
【ドゥケルバン病の原因と症状】
ドゥケルバン病というのは、母指側の線の短母指伸筋腱と長母指外転筋が手首の背の方にある、手背第一コンパートメントを通るところに発生する腱鞘炎です。
手首の母指側にある腱鞘と、そこを通過する腱に炎症が起こった状態であり、腱鞘部分で県の動きがスムーズにならなくなり、手首の母指側が痛んでしまい腫れてしまいます。
母指を広げたり動かしたりすると、強い痛みを発生させてしまいます。
手や指を使い過ぎて指の付け根が痛くなる場合は、ドゥケルバン病の可能性があります。
以下のような人に、ドゥケルバン病は起きやすいといわれています。
・妊娠出産期の女性
・更年期の女性
・手を酷使し過ぎている人
・指を使うスポーツや仕事を行っている人
また、近年ではスマホやタブレット、パソコンの使い過ぎでドゥケルバン病になる人も多くなっています。
診断は痛くなるような動きをして、痛みが一層強くなることで診察をします。
多くは、母子を小指側に牽引した際に痛みが強くなることで、診察の判断とします。
自分でドゥケルバン病なのか調べるためには、手首を直角に曲げて母指を伸ばした際に痛みが強くなるのかどうかで判断すると良いでしょう。
【ドゥケルバン病の治療方法】
ドゥケルバン病の痛みを無くすためには、腱と腱鞘の炎症を無くして腫脹を小さくすることで、摩擦が発生しにくくなり痛みもなくなっていきます。
痛みが気にありはじめたら、以下のような治療を行いましょう。
・安静
軽度のドゥケルバン病の場合は、とにかく安静にする事が1番です。
指を使わないようにし、重たい物を持つ事も止めるようにしましょう。
スマホを使い場合は、片手だけを使うのではなく両手を交互に使うようにしましょう。
画面操作の場合は親指ばかりを使わず、他の指も使って1か所に負担を掛け過ぎないようにしましょう。
・患部の固定
テーピングやサポーターなどで患部を固定して、無意識に動かさないことを防ぐ方法です。
指というのは日常的に使うものですので、無意識に動かしてしまいがちです。
無意識に動かさずに負担を軽くするために、患部の固定で症状を改善してみましょう。
・ストレッチ
ストレッチで、ドゥケルバン病を緩和させる方法があります。
手の甲に向かって1本ずつ指を反らして、ストレッチを行います。
この時、痛くならない程度で徐々に反らしていくことがポイントとなります。
手のひらのストレッチは、手のひらを下にして机に腕を置いて付けて、手のひらを90度に立てます。
もう片方の腕で指を掴み、10秒程度指を反らせます。
いかがでしたでしょうか。
ドゥケルバン病は、軽度の状態であればこのようなセルフケアで充分に対応できます。
それでも痛みが改善しない場合は、病院で診察を受けるようにしましょう。
放置しておくと悪化してしまうこともあり、違う病気が潜んでいる場合もあります。
指は常に使う部位ですので、悪化させず快適に使えるようにしましょう。
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