浜松市中区 シンスプリントの発生
2018-02-14
【シンスプリントの原因と症状】
シンスプリントとは、下腿内側の脛骨の下の方1/3に痛みが発生する障害です。
1か所に集中する痛みではなく、スネの骨に沿ってうずくような鈍痛からはじまるのが特徴です。
シンスプリントの多くの場合は、運動開始時に不快感が表われます。
その後不快感は無くなり、運動を終了するくらいのタイミングでまた不快感が発生することが大半です。
その後、ベッドから来上がる時や日常生活の動作の中でも痛みを感じるようになり、生活へと影響してしまいます。
シンスプリントはオーバーユースが原因であり、ランニングやジャンプなどを過度に繰り返し行ったことで発症しやすい障害です。
以下のような原因で、シンスプリントは発生してしまうことがあります。
・過度の運動量
・運動時間の多さ
・運動内容の過酷さ
・堅い路面での運動
・薄く硬いシューズを履いて運動
・O脚や回内脚、偏平足などの下肢の形態異常
・下腿三頭筋の柔軟性の低下
・股や膝、足開節の柔軟性の低下
・足開節可動制限
これらが、シンスプリントの発生の誘因となっています。
中でも、新入部員によくある急激な運動量の増加が、1番の影響といわれています。
スポーツの中ではランナーに発生頻度が多く、20~50%に発生するといわれています。
シンスプリントは骨膜の炎症でるので、レントゲンには変化が出ない場合はあります。
MRI画像では、脛骨の肥厚した状態が映ることがあります。
【シンスプリントの治療方法】
シンスプリントの治療方法は、以下が挙げられます。
・安静
急性期の初期段階であれば、安静で緩和されてきます。
ランニングなどの動きを一切やめ、痛みが出なくなるまで安静にします。
・消炎鎮痛剤などの治療
痛みを改善させるべく、消炎鎮痛剤などの薬を使ってケアします。
軽度な痛みであれば、この治療でかなり楽になります。
アイシングが効果的という人もいるようですが、アイシングでは血管拡張物質の放出抑制へとつなげてしまうので、炎症を抑えることができません。
シンスプリントにアイシングをしてしまうと症状を長引かせてしまうことがあるので、行わないようにしましょう。
・形成補正
形成補正のために足底板を使用して、症状を楽にしていく方法です。
・サポーター
サポーターを付けることで痛みが和らぐので、効果的です。
中にはサポーターを付けてスポーツをする人もいるようですが、サポーターを付けたままでのスポーツは悪化につながるのでオススメできません。
・リハビリ
強い痛みがない場合は、リハビリをしてストレッチを行います。
エアロバイクやタオルギャザー、チューブトレーニングを行い、徐々に練習量を増やしていきます。
急激に練習量を増やしてしまうと痛みが戻ってくる事もあるので、注意して行うようにしましょう。
いかがでしたでしょうか。
シンスプリントはスポーツのオーバーユースで起きてしまいます。
スポーツをしている人に多い症状なので、スポーツをしている人は必見です。
症状が悪化してしまうとスポーツ活動に影響が出てしまうので、注意しましょう。
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