浜松市中区 オスグッドハンド
2018-02-10
【オスグッド・シュラッター病とは】
オスグッド・シュラッター病、スネの骨の最上部分の骨と軟骨に炎症が起きてしまう病気です。
通常は片足に発生し、まれに両足に発生してしまう人もいます。
10~15歳で発症することが多い病気であり、通常は男児に多く見られます。
女児の場合は、活発なスポーツを行っている子に起きやすいといわれています。
オスグッド・シュラッター病になる原因は、膝蓋骨の腱がスネの骨の最上部につながる部分で繰り返し強く引っ張られることが多いことで、発生してしまうといわれています。
こんな症状が起きる場合は、オスグッド・シュラッター病の恐れがあります。
・脛骨粗面の痛み
・脛骨粗面の腫れ
・脛骨粗面の圧痛
動かすと痛みはひどくなり、安静にしていると楽になります。
オスグッド・シュラッター病の症状は、数週間若しくは数か月で緩和しなくなっていきます。
症状が治まらない場合、その部分に腫れと圧痛が発生してしまいます。
オスグッド・シュラッター病の診断は、診察と症状確認で行っていきます。
膝のレントゲンを撮り、膝骨粗面の状態を確認します。
脛骨粗面が腫れていたり折れていると、確認できます。
【オスグッド・シュラッター病の治療】
オスグッド・シュラッター病の治療は、以下のような方法を行います。
・運動前のストレッチやウォーミングアップの強化
軽度なオスグッド・シュラッター病の場合、運動前にストレッチやウォーミングアップを行うことが大事となります。
ただし、運動後に痛みが出る場合のみに出来る治療方法であり、運動中も痛みが出る場合は止めましょう。
・安静
運動中にも痛みが出る場合は、脛を余計に動かさないよう安静にします。
軽度な場合は、スポーツを完全に中止することで骨に変化が表われます。
この場合、中途半端な安静やスポーツの中止では、完全に修復は望めません。
中途半端な安静やスポーツの中止を行っても、修復したのは全体の5%程度しかいません。
そのため、完全な安静とスポーツ中止を行うことが非常に大事となります。
・サポーターの使用
痛みがひどい場合は、ヒザの下に巻くバンド「オスグッドハンド」などのサポーターを使い、ヒザを固定して痛みを緩和させます。
・薬での治療
痛みが強い場合は、痛み止めを使用します。
貼付薬や外用薬、内服薬などの薬の治療で、痛みを緩和させます。
・手術
剥がれてしまった骨の一部が残ってしまうと症状が慢性化してしまいます。
その場合は、手術を行って骨を取り除く手術を行います。
手術を行うことで、スポーツへの復活が早くなる場合もあります。
いかがでしたでしょうか。
脛の痛みというのは、そうそう以上に辛いです。
お子さんのつらい状態を取り除いて上げるために、適切なケアをして症状を緩和させてあげましょう。
ほとんどの場合は保存治療で緩和していくので、痛い思いをせずに完治に向けることができます。
放置しておくと手術の選択も避けることができないので、おかしいなと思ったら早めのケアをしましょう。
気になる場合は、専門医に相談をしましょう。
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