浜松市中区 後天性扁平足
2017-09-29
扁平足を引き起こす原因はほとんどが生活習慣
足の裏に土踏まずがなくて真っ平らになっている状態を扁平足と言いますが、先天性のものと後天性のものがあるのです。
実は生まれた時点では誰もが真っ平らになっていて、通常は8歳までに土踏まずが形成されると言われています。
ただ、土踏まずが形成される時期に骨格の異常や発育不全、機能障害などが原因で土踏まずが形成されない人もいます。
これを先天性と言いますが、生まれつきというわけではないのです。
一方、形成されたはずの土踏まずが骨折やじん帯損傷、アキレス腱の疲労などが原因でなくなってしまうケースもあるのです。
これを後天性と言って、特に疲労性による原因が多く、数日でアーチの形状を失ってしまう急性の障害をもたらすこともあるのです。
すでに骨格が形成されている段階以降の障害なので、先天性よりも治療が困難なケースが多い傾向にあります。
後天性扁平足を引き起こしてしまう原因として考えられるのは、ほとんどが生活習慣なので予防するためにも原因を知っておくと役立ちます。
原因の一つは運動不足による筋力の低下で、足裏の筋肉が土踏まずのアーチを保つためには重要な役割を果たしているのです。
その為、運動不足でこの筋肉が衰えてしまうと足裏のアーチが維持できなくなってしまいます。
特に、最近の子供は屋外で遊ぶことが減少していて、歩く機会も少なくなってきていることから発生することが増えているのです。
2つ目の原因は足に合わない靴を履くことで、それは歩く時に足の筋肉をうまく使うことができなくなってしまうためです。
その結果、筋肉のバランスが悪くなり発生しやすく、ヒールの高い靴を長期間履き続けている人に多く見られるのです。
3つ目の原因は体重の増加で、急激な体重の増加は土踏まずのアーチを支える筋肉に大きな負担を与えることになって、土踏まずを形成しているじん帯を緩めてしまうのです。
扁平足は単に土踏まずのアーチがなくなるだけでなくて、様々な症状を引き起こしてしまうことにもなるのです。
その一つが痛みや疲れで、足にかかる衝撃を和らげる役割が土踏まずにあるので、それがなくなると足に負担がかかりやすくなります。
その結果、歩く時に疲れやすい、足首や足の裏が痛むなどの症状が起こりますし、足をかばって歩く悪い癖がつくことで、腰・ひざ・すねなどにも痛みを感じることもあります。
2つ目はX脚になることがあるで、土踏まずが地面に着いてしまうことによって、どうしても足の内側に重心がかかりやすくなります。
それによりX脚になってしまうことがありますし、足裏の不安定を上半身で補うため足は細いけど上半身が太いといった状態になることもあります。
また、歩くたびに過剰な衝撃を地面から受けることで、膝の外側に痛みやしびれを起こしてしまうこともあるのです。
3つ目は歩き方が悪くなるで、足が疲れやすく痛みやすくなると、どうしても歩くごとに歩き方が変化してしまいます。
このように様々な症状を引き起こしてしまうので、発生した場合にはしっかりと治療すると共に、予防を心がけることも大事です。
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