浜松市中区 変形性腰椎症の治療方法
2018-10-02
【変形性腰椎症とは】
背骨には、骨の椎骨と、骨と骨の間にあるクッションのような役割を担っている椎間板という軟性組織の2つにより成り立っています。
椎間板という軟性組織は、長年使ってきたことにより負荷の蓄積と加齢により、左右に飛び出したりつぶれてしまうって変形してしまいます。
変形することにより水分が少なくなっていき弾力がなくなってしまうことで、関節に受けて衝撃を十分に吸収することができなくなってしまいます。
そのため、関節にある骨と骨が直接衝突してしまい、衝突の衝撃によりすり減ってしまい、一部の骨が増殖してしまい棘のようになってしまいます。
また、椎骨をサポートしている靭帯が弱くなり硬くなってしまうことにより、椎骨がずれやすくなってしまいます。
変形性腰椎症とは、このように骨が動いたり変形することにより、周りの神経などの組織を刺激してしまい、痛みが発生してしまう症状です。
【変形性腰椎症の症状】
変形性腰椎症は、このような症状が出ます。
・にぶく腰が痛い
・腰にだるさがある
・腰に重さを感じる
痛みは朝起きた時や疲労した時、腰の動かしはじめなどに多く発生し、胸を張ったり背筋を伸ばしたり、後ろに腰を反らす際にも発生します。
温めると症状が緩和し、入浴中は痛みが和らぐ傾向があります。
冷えると症状が悪くなり、痛みが強くなるだけではなく、お尻から腰まで痛みが出たり、足の裏側に拡大してしまうことがあります。
場合によっては、寝返りを下だけでも痛みが発生してしまうことがあります。
女性は更年期障害の一環として症状が発生することもあり、循環障害や骨粗鬆症を伴って発生する場合もあります。
変形性腰椎症は、このような方がなりやすい症状です。
・40歳以上の人
変形性腰椎症の原因は加齢なので、40歳以上の人に多く発症します。
椎間板ヘルニアが原因の場合は若い方でも発症しますが、通常は40歳以上の方に発症が多い傾向があります。
・腰に長年負担がかかっていた人
長年腰に大きな負担を与えていた人は、変形性腰椎症になる可能性が非常に高くなります。
重労働を行ってきた人、激しく腰を使うスポーツを行ってきた人、太っている人、若いころから腰痛がある人、腰のケガの経験がある人は、椎間板や腰骨が疲れやすくなってしまい、変形性腰椎症にかかりやすい傾向があります。
・更年期障害の女性
女性の場合、更年期障害の一環として発症してしまう場合があります。
変形性腰椎症は、早期の治療で楽になることができます。
少しでもおかしいなと思ったら、すぐに専門医に相談するようにしましょう。
変形性腰椎症の診察は、レントゲンによって確認することがメインとなります。
強いしびれや痛みがある場合は、神経障害の確認のためにMRIで確認する場合もあります。
【変形性腰椎症の治療方法】
変形性腰椎症は、完全に治すことが難しい症状です。
そのため、今の状態よりも症状をやわらげる治療方法となります。
このような治療方法で、症状緩和へとみちびきます。
・薬物療法
消炎剤や鎮痛剤を使って、症状をやわらげる治療方法です。
軽度の場合は、薬物療法でもかなり楽になります。
・腰痛体操や筋力トレーニング
腰痛体操や筋力トレーニングにより、腰をサポートする力を強めることができます。
老化を遅らせることもできますので、とても効果的です。
腰痛体操や筋力トレーニングは、間違った方法を行うとより悪化させてしまうことがあります。
専門医の指導を元に、行うようにしましょう。
・整骨院や接骨院での治療
変形性腰椎症での治療は、骨盤のゆがみなどを矯正して腰に負担をかけにくくすることで、症状緩和へとみちびくことができます。
すぐに楽になったという声も多く挙がっているので、効果的なケアといえるでしょう。
整骨院や接骨院での治療は、力任せにボキボキと施術は行わないので、安心してお任せができます。
気持ちいい程度の力で施術していくので、中には眠ってしまう人もいる程です。
整骨院や接骨院はお近くにもありますので、整形外科よりは楽に通うことができますよ。
・温熱療法
温熱効果により血行を良くし、状態を緩和させる方法です。
整形外科や整骨院で、行っています。
患部が温まることで、症状を楽な状態へとみちびきます。
・装具療法
コルセットを腰に付けて腰への負担を減らして、変形性腰椎症の症状を緩和させる方法です。
動きながらでも腰の固定とすることができるので、安静にできず動かないといけない方にオススメです。
コルセットは変形性腰椎症に適した物じゃないと効果がでないので、専門医に相談をして使うようにしましょう。
家にある一般的なコルセットを使っても、改善は難しいです。
・手術療法
激しい痛みがあったり歩行障害、下半身のしびれなどの重度な症状がある場合は、手術を行います。
【変形性腰椎症の予防方法】
変形性腰椎症は、このような方法で予防へとみちびくことができます。
・軽い筋力トレーニングを行う
筋力を付けることで、患部に負担を与えずに済みます。
軽い筋力トレーニングでいいので、毎日行ってみましょう。
痛みを感じない程度に行い、体を積極的に動かすようにしましょう。
ウォーキングや家の中でできるトレーニングでOKですので、チャレンジしてみましょう。
・腰を温める
腰が温まると、血行が良くなって楽になっていきます。
なるべく腰を温めるようにし、冷やさないようにしましょう。
湯船に浸かるようにし、温かいものを口にするようにしましょう。
薄着は極力避けて、肌の露出がない服装としましょう。
・栄養バランスのとれた食事を取る
食事から摂取する栄養は、体の元となります。
ジャンクフードやファストフードばかりを摂取せず、栄養バランスのとれた食事としましょう。
・ストレスを溜めない
ストレスを溜めると、痛みが倍増して発生してしまいます。
ストレスは極力溜めないようにして、上手く発散させるようにしましょう。
自分の好きなことをするようにして、ストレスフリーになりましょう。
浜松市中区 変形性腰椎症の治療方法なら、「タスク整体院 浜松早出町」にお任せください。