浜松市中区 変形性脊椎症の原因と症状
2018-09-22
【変形性脊椎症とは】
変形性脊椎症とは、加齢により発生する椎間板や椎体の変化の症状です。
加齢に伴って発生する変化であり、高齢者に多く発生する症状です。
変形性脊椎症は単純X線像上での診断であり、症状を伴わない場合もあることが大きな特徴です。
無症状の場合もあり、基本的に病気とは言われないこともあります。
椎間板の変性が悪化すると、腰痛の原因となります。
変形性脊椎症が進んで、骨棘、靭帯、椎間板等により神経が圧迫されることによって、腰痛や背中の痛み、下肢の痛みなどが発生します。
このように明らかな症状が出ると病名が付き、「変形性脊椎症」と診断されます。
【変形性脊椎症の原因と症状】
脊椎は、椎体という骨と、骨と骨の間にあるクッション的な役割を担っている椎間板で構成されています。
クッション的存在の椎間板は、若いころから様々な力を受けており、加齢と共に徐々に退行して変性していきます。
椎間板が変性してしまうと、徐々にクッションの弾力性が失われてしまい、クッションの役割を果たすことができなくなってしまいます。
クッションが役に立たないので骨に影響が出てきてしまい、骨棘が発生してしまいます。
骨棘形成は、年齢を重ねると誰でも発生してしまいます。
そのため、骨棘があるだけでは問題とはなりませんので、病気ではありません。
骨棘が神経を刺激することで、症状が発生します。
加齢により発生するので、誰でも変形性脊椎症になる可能性があるといえます。
しかし、変形性脊椎症になりやすい人というがあり、椎体や椎間板の変形を起こしやすい人に発生のリスクが高い傾向があります。
変形性脊椎症が発生しやすい人は、これらの人が挙げられます。
・体重が多い
・喫煙者
・糖尿病の人
・重い物を持つこと多い人
・遺伝
・40歳以上の高齢の人
・長年腰に負担がかかっている人
・更年期障害の人
例えば、重い物を持つことが多い人や体重が多い人は、腰に大きな負担となるので、椎体や椎間板の変性が進みやすくなってしまい、変形性脊椎症になりやすくなります。
また変形性脊椎症と100%係があるとはいえませんが、遺伝との関係性も指摘されています。
家族に変形性脊椎症の人が居れば、変形性脊椎症になるケースがあるといえます。
変形性脊椎症は骨棘が発生しているというだけで、基本的には無症状です。
神経が圧迫されてしまうと、症状が発生します。
このような症状は、変形性脊椎症の主な症状です。
・にぶく腰が痛い
・腰がだるい
・腰が重い
このような症状が、朝起きた時、疲れた時、腰の動かしはじめなどによく発生します。
また、胸を張ったり、背筋を伸ばしたり、後ろに腰を反らした際に発生することもあります。
温めると症状が緩和され、入浴中は痛みが和らぐというパターンが大半です。
腰が冷えると症状が悪くなり、痛みが強くなったり、痛みがお尻から腰、脚の後ろ側まで拡大することもあります。
また、変形性脊椎症が進行してしまうと、様々な病気へと発展してしまうことがあります。
腰部脊柱管狭窄症や頸椎症性脊髄症などがあり、その他にも様々な病気へと繋がってしまうことがあります。
放置しておくと恐ろしいことに発展してしまうことがありますので、少しでもおかしいと思ったら専門医に相談をするようにしましょう。
変形性脊椎症は、整形外科で診察を受けます。
変形性脊椎症の検査は、主にレントゲン検査を行います。
骨の変形などを、レントゲンで調べて判断します。
強い痛みやしびれなどが発生している場合は、障害が発生している恐れがあるので、MROで神経の圧迫を検査して調べる場合もあります。
【変形性脊椎症の改善方法】
変形性脊椎症で症状が出ている場合は、このような改善方法をおこなっていきます。
・薬物療法
鎮痛剤で、痛みを和らげるという方法です。
・腰痛運動やトレーニング
腰痛運動やトレーニングにより、廊下を遅らせたり腰をサポートする力を強くします。
自己流で行うとさらに悪化させてしまう場合があるので、専門医の指導のもとで行うようにしましょう。
整形外科や整骨院でも指導を受けることができるので、プロに相談をして行うようにしましょう。
整骨院や接骨院では、施術によりストレッチとすることができますので、ピンポイントでケアすることができます。
整骨院や接骨院はお近くにもありますので、気軽に施術を受けてみるといいですよ。
バキボキと力を入れて施術は行いませんので、気持ちの良い程度で心地よく施術を受けることができます。
・温熱療法
温熱療法で血行を良くして、腰を温めてケアする方法です。
血流が良くなることで、かなり楽になっていきます。
こちらも、整骨院や接骨院、整形外科で受けることができます。
津用症状も和らぎますので、オススメです。
・装具療法
コルセットを腰に付けて安定させ、症状緩和へとみちびく方法です。
腰を動かすことが多い人には、オススメです。
変形性脊椎症専門のコツセットが必要となるので、一般的なコルセットで自己流で改善しようとするのは止めましょう。
専門医に相談をして、適したコルセットでケアをしましょう。
・手術療法
症状が重い場合は、骨棘切除術や除圧固定術などの手術を行うこともあります。
【変形性脊椎症の予防方法】
変形性脊椎症は、これらの予防方法でなりにくい体質になることができます。
・体重を減らす
体重の多さは腰への負担となり、変形性脊椎症の原因となってしまいます。
自分の身長に見合った体重とし、体重を重くしないようにしましょう。
体を絞れるならしぼり、あまり太り過ぎないようにしましょう。
・禁煙する
タバコは、椎間板の変性を促進させてしまうので、よくありません。
禁煙をして、椎間板への負担を軽くしましょう。
・糖尿病の悪化を抑える
糖尿病の方は、糖尿病の悪化を抑えることで、変形性脊椎症になりにくい状態とすることができます。
食生活の改善や運動を取り入れて、糖尿病の悪化を抑えるようにしましょう。
浜松市中区 変形性脊椎症の原因と症状なら、「タスク整体院 浜松早出町」にお任せください。