浜松市中区 横アーチが崩れる開帳足
2018-05-02
横アーチが崩れる開帳足も比較的多くみられる?
人間の足はくるぶし方向から見ると、土踏まずという大きなアーチがあって、このアーチが崩れてしまうのが偏平足です。
この偏平足と比較してマイナーですが、つま先から足を見た場合にも小さなアーチ状になっていて、これが崩れてべったり接地して足先が薄く広がったイメージになるのが開帳足です。
実は、小さなアーチが崩れて足先が薄く広がった状態になる方も多くて、ウオノメ・タコ・外反母趾につながることも少なくないです。
では、こうした足のアーチには、どのような役割を果たしているのかというと、まず歩行時の衝撃を吸収して膝や腰への負担を軽くするクッション性の役割があります。
親指の付け根・小指の付け根・踵の3点で支えることによる安定性の向上をする役割もありますし、足部の強度を高めることで蹴りだし時の推進力の伝達効率を高めといったバネの機能性もあるのです。
ちなみに、つま先から足を見た場合にある小さなアーチを横アーチと言って、このアーチは地面からの衝撃や体重を吸収するバネの役割を持っているのです。
開帳足になってしまう原因としては、合わない靴を履き続けることで足裏の筋力が低下してしまうことが考えられます。
特に、女性が履くハイヒールは、体重がつま先にかかりっぱなしになって、足指を動かすことができなくなるので発生する可能性が高くなります。
症状としては、初期段階ではアーチのバネが衰えてくることで、衝撃や重さが体にズシンと伝わるため足の疲れが見られます。
また、足の衝撃が筋肉や関節に伝わることで、足首・膝・腰などに痛みが出てくることもありますし、放置していると足指や関節部分の変形へつながり外反母趾を引き起こしてしまいます。
さらに小指も内側に変形する内反小指になって、硬直性屈指症という足の指の関節が固くなる状態になります。
また皮膚の防御反応によりタコや魚の目などの症状も発生しますし、巻き爪になった痛みにより歩行中にバランスをとりにくくなります。
検査と診断ですが、まずは問診と触診によりどのような症状がでているか、痛みがあるのかなどをチェックします。
また、見た目上の変化もきちんと調べて、これでも確定が難しい時にはレントゲンなどの画像診断を行うこともあります。
開帳足の治療法としては、足の筋肉を鍛えるストレッチ・矯正器具を用いた治療・外科手術による治療があります。
ストレッチでは、毎日身近にあるタオルなどを使用して入念に筋肉を付けていきますし、症状を悪化せないために矯正器具として足の甲にテープを巻いて固定します。
これらによる治療でも痛みが引かずに解消されにくい時には、手術を検討することもあります。
予防策としては、自分の足に適さない靴を履かないで、足の中に余裕があるスニーカーなどを履くことです。
また、つま先立ちや・足ゆびじゃんけんなどで、指を使う運動をすることで予防効果が上がりますし、足裏の筋肉が硬くなっていることが多いので、お風呂上がりなどに足裏のマッサージを行うと良いです。
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