浜松市中区 バネ指の治療
2018-04-25
バネ指は予防や対策を心がけることが大切
指に起こる腱鞘炎がバネ指で、指をよく使う人に現れやすい症状と言われています。
男性でも女性でも起こる症状ですが、傾向としては妊娠中・産後・更年期を迎えた女性に発症しやすい傾向が見られます。
主な症状は、指の曲げ伸ばしに引っかかりがある・曲げようとするとカクンとした衝撃がある・指の付け根部分に腫れや痛みがあるなどがあります。
また、指が一定の角度で曲がったまま伸びない・指を曲げ伸ばしする際に引っかかりを感じたり・ばねが弾けるように急に動くようなバネ現象が出現したりします。
それから、症状が進行すると指を自力で動かせなくなって、もう片方の手で動かさなければならなくなりますし、痛みや腫れが出現することもあります。
酷いケースでは関節が固くなり拘縮がみられることもあって、治療しないで放置しておくと症状が悪化するので、早めに適切な治療を受けることをおすすめします。
指を動かす屈筋腱は滑膜性腱鞘で保護されていて、滑膜性腱鞘が靭帯性腱鞘というトンネル状の腱鞘の中をスムーズに通ること指が動くのです。
しかし、指を酷使することで腱鞘部分の摩擦が強くなって、それにより炎症を引き起こしてしまいます。
炎症が起こると腱鞘が厚くなりトンネルの中をスムーズに通れなくなって、引っかかりを感じるようになります。
その結果、先に触れたように指を曲げたり伸ばしたりする際にばねのような反動が起こったり、一定以上動かなくなったりしてしまうのです。
このように指の屈筋腱に腱鞘炎が起こる主な原因として考えられることは、仕事や家事で指を使いすぎることです。
それ以外には、女性の場合なら出産後や閉経後などホルモンバランスが崩れることで発症しやすくなったり、関節リウマチ・糖尿病・透析をされている方などの病気を患っていることが原因になったりすることもあります。
バネ指の治療としては、基本的に局所の安静・温熱療法やレーザー治療などの物理療法・ステロイド注射など、保存療法がまず実施されます。
ただ、そうした保存療法でも症状が治まらない時には、腱鞘切開手術と内視鏡手術といった2種類の手術を検討していく必要があります。
治療も大事ですが発症しないように予防したり、発症した際に早い段階で対策をしたりすることも大切です。
指を酷使することが主な原因なので、予防としては日常生活の中で手指を酷使しないことを意識することです。
また、どうしても指を過度に使用する場合には、定期的に休憩を取り入れたり、テーピングやサポーターで固定をしたりすることも大切なことです。
それから指を酷使した後に冷やすことで炎症を抑えることが可能になるので、そうしたケアをしてあげることも予防につながります。
ホルモンバランスが乱れると血流が悪くなって腱鞘が緊張状態になり狭くなることで、腱の動きを制限するために起こるとも考えられています。
特に30~50代の女性はホルモンバランスを乱しやすいので注意が必要ですし、手を握ったり開いたりするストレッチをしたり、お湯につけて血流を改善することも予防や改善につながります。
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