浜松市中区 オスグット・シュラッター病
2018-03-29
成長期に発症するオスグット・シュラッター病は適切な治療を行うと治る
小学校高学年から中学生の運動することが好きな子供で、膝の痛みを訴える場合はオスグット・シュラッター病を発症している疑いがあります。
発症を見極める時のポイントは、どこが痛いのか、どのような動きが痛いのかといった症状を確認することです。
判断材料となる主にみられる症状は、膝のお皿の下の骨を押すと痛い、膝のお皿の下の骨がボコと出てきた、運動すると膝のお皿の下の骨が痛いなど、膝のお皿の下の骨に症状が現れます。
また、明確な原因がなくて太ももの前の筋肉が硬くなることにより膝の下の骨に負担が知らぬ間にかかり痛みを起こすので、思い当たる原因がないのかを確認するのも判断材料になります。
それから、歩いたり走ったりすると痛い、しゃがむと痛い、ジャンプすると痛い、自転車をこぐと痛い、膝をつくと痛い、階段の昇り降りが痛いなど、特定の動作で痛みを感じるのも特徴としてあります。
先にも触れましたが、太ももの前の筋肉が硬くなるというのが、オスグット・シュラッター病を発症する原因になりますが、それは太ももの前の筋肉が膝の下の骨に付いているからです。
その為、太ももの前の筋肉が硬くなることにより膝の下の骨を繰り返し引っ張ってしまい膝の下の骨に、負担をかけてしまうために痛みが発生するのです。
また、大人の骨になっていない子供の骨は、まだ柔らかいために筋肉により引っ張られると、その力で骨がボコと出てきてしまうこともあるのです。
オスグット・シュラッター病は成長期に発症する症状なので、成長が止まるまでは痛くても仕方がないと考える方も少なくありませんが、そんなことはなくて適切な治療を行うと治ります。
適切な治療のひとつは、痛みを引き起こしている部分の炎症を抑えると共に、原因となっている太ももの前の筋肉の大腿四頭筋をはじめとした膝周りの筋肉を緩めることです。
その為には、直接刺激を与えて修復を促す電気療法や手技によるマッサージなどが効果的です。
また、症状が悪化して骨が剥がれている場合には、骨に刺激を与えて修復をする低出力パルス治療器などが効果的と言われています。
ただ、単純に原因となっている太ももの前の筋肉の大腿四頭筋を緩めるだけでは完治することはありません。
それは、運動中に大腿四頭筋に過度な負担がかかるような体の使い方をしていたら、またすぐに再発してしまうからです。
そこで、しゃがみ込めない・スクワットが上手に出来ないなどといった体の問題点を改善して、運動中の動きで大腿四頭筋に負担がかからないようにすることが大事です。
それから、痛みが出るのは骨端核が膝蓋靭帯で引っ張られるためなので、サポーターやテーピングを活用するのも効果的な治療となります。
具体的には、痛みある脛骨粗面の手前に巻くことで、痛みのある部分にかかる引っ張られる力を抑えるようにするのです。
分からない場合には、整体院や整骨院などを受診した際に適切な使用方法などについてアドバイスを受けると良いです。
浜松市中区 オスグット・シュラッター病なら、「タスク整体院 浜松早出町」にお任せください。