浜松市中区 膝蓋靭帯炎膝
2018-03-25
ジャンパー膝は症状で4段階に分けられる
スポーツでジャンプした時に膝が痛いという症状は、ジャンパー膝と呼ばれる膝の障害の可能性があります。
正式な病名は膝蓋靭帯炎膝で、膝のお皿と脛をつなぐ靭帯に炎症が生じることで発症する疾患です。
痛みを我慢してスポーツを継続していると症状が悪化して治りづらくなってしまうので、早急に対処・治療を心掛けることが大事です。
主な症状は、先にも触れましたがジャンプをした時や着地をした時に膝の痛みを感じもので、痛みを感じる場所は膝のお皿の下が多いですが、稀にお皿の上が痛むこともあります。
また症状が悪化すると膝を曲げ伸ばすだけでも痛くなってしまうこともあるのです。
痛み以外の症状としては、膝のお皿の下あたりが盛り上がるように腫れることがあって、その部分に触れると痛みを感じます。
それから膝の腫れと同時に現れることが多いのが、膝のお皿の周辺が熱くる症状です。
ジャンパー膝は症状によって4段階に分けることができて、1期は運動開始時に痛みを感じるけど、強い痛みではないため運動を行うのに支障はない症状です。
2期は運動開始時だけではなくて運動後にも痛みを感じるようになりますが、運動中に痛みが一時的になくなるため運動を行うことに支障はないです。
3期は常に強い痛みが生じるために運動を行うことはできなくなってしまいますし、4期は靭帯が損傷しているため強い痛みが伴い日常生活にも支障が起こってしまいます。
発症する最大の原因は、膝蓋靭帯がジャンプなどで負荷が繰り返しかかることにより炎症を起こしてしまうことです。
それ以外の原因としては、膝のお皿が2つ以上に分裂する分裂膝蓋骨だったり、靭帯の強度が弱かったりなど先天的異常が引き起こす要因になっていることも考えられます。
また膝関節の配列が正常でないアライメント不良も原因になります。
それから、太ももの筋肉はジャンプなどの動作に大きく関係しているもので、太ももの筋肉が硬くなっていると膝蓋靭帯が通常よりも強く引っ張られてしまうのです。
その為、オーバーユースや筋力不足で太ももの筋肉が硬直してしまうことも原因のひとつとして挙げられます。
症状が出てしまっても先に触れた1期・2期の場合なら、早い段階で対処したり治療したりすることで完治も早くなるのです。
ただし、あくまで症状を抑えるための処置であって、必ず病院を受診して治療することが必要です。
もし適切な対処をしないで症状が進行してしまうと、靭帯の一部損傷や断裂の恐れがあるので注意が必要です。
では自分でもできる対処法としてはどのようなことがあるのかというと、安静にする・アイシング・湿布などがあります。
またテーピングやサポーターも効果的ですし、筋肉を和らげることができるストレッチも硬直状態を改善するので有効です。
このような対処法を行っても痛みが引かない場合には、積極的な治療をする必要があります。
ジャンパー膝の治療法としては、痛み止めの使用・電気治療・超音波治療・筋トレなどの保存的療法があります。
ただ靭帯の損傷が激しい時や靭帯が断裂して場合には、膝蓋靭帯縫合術による靭帯を縫い合わせる手術が必要です。
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