浜松市中区 手足のしびれを感じる
2018-03-22
手足のしびれを感じる場合には
しびれという言葉にはいくつかの意味が含まれていますが、大きく分類すると3つの種類があります。
ひとつは痛み・冷たい感覚・触った感覚が鈍くなってしまったり全く感じなくなったりする感覚低下があります。
2つ目は運動麻痺で、自分の意思で手足が動かしにくくなったり、手足に力が入らなくなったりするもので、3つ目は異常感覚という手や足にジリジリなど普通ではない感覚が出現するものです。
このようなしびれを引き起こす原因としては、脳の病気・脊髄の病気・手足の末梢神経の病気などが考えられます。
例えば、脳の血管が詰まったり破れたり、腫瘍などの脳の病気が原因で生じますし、脊椎に異常があったり、首や腰などに起こる異常で神経が圧迫されることでも起こる場合があります。
また、糖尿病の症状として末梢神経の障害が起こってしびれを生じる場合や、ウイルスの感染や更年期障害・ストレスなどでもしびれが生じる場合もあるのです。
このようなしびれがありますが、比較的多くみられる症状は手足のしびれです。
足のしびれは、直接神経が圧迫される神経性と、血管が圧迫されて神経の血流が悪くなる血管性の2つがあります。
神経性は、神経のどこかに異常があって、これがしびれの症状を引き起こすことになって、椎間板ヘルニアなどが原因で起こります。
血管性は、血管の障害で血流が悪くなった結果で症状を引き起こすもので、足根管症候群などが原因で起こります。
椎間板ヘルニアは腰痛が一般的な症状ですが、腰から足にかけてのしびれも起こるもので、背骨の椎骨と椎骨の間でクッションの役目を果たす軟骨の椎間板が飛び出して神経を圧迫するものです。
足根管症候群は、踵や足の裏に通っている神経が圧迫されたり、損傷したりすることで足首やつま先が痛くなったりする疾患です。
圧迫される神経は後脛骨神経と行って、ふくらはぎから踵近くを通って、足の裏に走っているので、神経が炎症を起こすと足首やつま先にしびれも起きるのです。
手足のしびれのもうひとつとなる手指のしびれですが、医療機関では発生している場合には、手から脳までの神経回路のどこで神経が圧迫されているかを検査します。
特に圧迫されやすいのは、首の骨の周囲・鎖骨の下・肘の内側・手首の靱帯の4箇所です。
首の骨の周囲では、首の骨が変形したり軟骨が出っ張ったりする変形性頚椎症・頚椎椎間板ヘルニアで、神経が圧迫されて手がしびれることがあります。
肋骨の一番上にある第一肋骨と鎖骨との間にある隙間を胸郭出口と言って神経や血管が通っているのですが、なで肩や肩の下がっている人はこの隙間が狭くなってしまいます。
その為に神経や血管が圧迫されて手や腕の痛みやしびれ、肩こりなどが起こって、これを胸郭出口症候群と呼んでいます。
肘の内側で神経が圧迫される肘部管症候群で、手のしびれ・痛み、筋肉の萎縮や筋力の低下がみられます。
手の使いすぎにより起こりやすい手根管症候群で手首の靱帯で神経が圧迫され手のしびれを感じることがあります。
こうした手足のしびれを感じる場合は、安易に考えないで一度病院を受診すると良いです。
浜松市中区 手足のしびれを感じるなら、「タスク整体院 浜松早出町」にお任せください。