浜松市中区 変形性肘関節症
2018-10-04 [記事URL]
【変形性肘関節症とは】
変形性肘関節症とは、関節の軟骨の老化・退行・変性を基盤として、これにプラスして何らかの原因が加わることにより、関節軟骨の変性や骨棘、骨堤が発生する関節疾患です。
色んな原因によって軟骨がすり減るなどの骨への弊害が発生してしまい、骨への衝撃吸収が難しくなってしまい、骨の変形が発生してしまいます。
関節は、骨と骨とが繋ぎ合わされている部分であり、骨の端部分にはクッションの役割を発揮する軟骨があります。
軟骨があることで、関節部分に痛みが発生しない、スムーズな動きとしています。
何らかの原因で体重などの負担に関節が耐えられなくなってしまった場合、関節に変化が起きていきます。
最初は軟骨に小さな裂け目ができる程度ですが、裂け目の数が少しずつ増えていき、裂け目が深くなっていき、傷ついた軟骨からはコラーゲン線維が壊れてしまい、プロテオグリカンが失われてしまい、軟骨細胞が減ってしまい変形性肘関節症の症状を発してしまいます。
変形性肘関節症は、全身のあらゆる関節に発生します。
その中でも特に症状が発生すると困ってしまうのが、膝や股、背骨の腰の関節などです。
変形性肘関節症は、原因によりこれらの2つのタイプに分かれます。
・一次性関節症
原因がはっきりしない、変形性関節料です。
年齢や肥満などの、色んな要因が重なって発症するのではといわれています。
世界の変形性膝関節症の多くは、一次性関節症です。
・二次性関節症
病気やケガなどが原因で発生する、変形性関節症です。
関節リウマチや痛風、骨折、靭帯、半月板の損傷など、生まれつきの関節構造の異常により発症してしまうケースです。
日本では、二次関節症が多くあります。
変形性肘関節症の診断は、痛みや変形の確認、レントゲン検査などで判断します。
関節リウマチや痛風などの他の病気と間違えないように、血液検査を行う場合があります。
【変形性肘関節症の治療方法】
変形性肘関節症には、このような治療方法があります。
・薬物療法
痛みをやわらげたり関節の機能をスムーズにするために、薬物療法を行います。
主に非ステロイド性抗炎症薬を使い、症状をやわらげていきます。
また、ヒアルロン酸やステロイドなどの注射を行うことにより、関節の機能改善や炎症の痛みをやわらげることができます。
・運動療法
関節の動きを良くする為に、運動療法を取り入れます。
簡単な運動でOKであり、家の中でできる簡単な運動や水中歩行、ストレッチなどで関節の可動域を広げたり、関節のまわりの筋肉を鍛えて、関節にかかる負担を軽くします。
また動くことで肥満解消となるので、関節にかかる重さの負担も軽くすることができます。
無理な運動は悪化させてしまうこともあるので、専門医の指示のもとで行うようにしましょう。
・補助具や装具の使用
足底板やひざ装具を使って、関節への負担をやわらげます。
合わせて運動療法を行うことにより、高い効果とすることができます。
浜松市中区 変形性肘関節症なら、「タスク鍼灸整骨院」にお任せください。
※あくまで豆知識であり、内容を保証するものではありません