浜松市中区 中学生の腰椎分離症の原因
2018-10-22 [記事URL]
【腰椎分離症とは】
腰椎分離症とは、腰椎に圧力がかかって骨折してしまうことにより、生じる症状です。
背骨の一部である腰椎は、第1腰椎から第5腰椎まであります。
この椎骨の前の方を椎体、後ろの方を椎弓といいます。
椎弓の一部分というのは衝撃にとても弱く、ジャンプや腰をねじるなどの激しい運動を繰り返し行うことによって、ヒビが入ってしまいます。
さらに圧力が加わることにより疲労骨折をしてしまい、この状態を腰椎分離症といいます。
好発しやすい部位は、傾斜がきつく圧力がかかりやすい第5腰椎です。
腰椎分離症は、骨が未発達の成長期の子供が、スポーツの練習などで繰り返して腰に大きな負担をかけることにより、発症してしまいます。
スポーツ選手の約30%の人が、腰椎分離症となっています。
そのため、スポーツを行って成長期の子供が腰痛に悩んでいる場合は、腰椎分離症を疑いましょう。
早期発見できれば、コルセットの固定などにより緩和させることができます。
【腰椎分離症の症状】
腰椎分離症の症状は、腰やお尻、太股の痛みやしびれです。
腰を反らした際に痛みが増すのも、大きな特徴となっております。
痛みが出てしまう理由は、分離してしまった部分に新しく作られる骨が神経にぶつかってしまうことが原因と言われています。
必ず痛みが発生するわけではありませんが、年齢を増してから腰椎分離症が原因で痛みが発生してしまう場合もあります。
このような症状がある場合は、腰椎分離症の可能性が考えられます。
・腰を上下左右に揺らすと痛みがでる
・スポーツをすると腰痛が酷くなってしまう
・腰に違和感があって、触れるのが怖い
・腰をトントンと叩くと内側から痛みを感じる
・歩くと下肢痛が出る
・ジャンプすると腰が痛くなる
・長時間の動作で腰が痛くなってしまい、重くなってしまう
・運動をしていても1週間以上腰が痛い
・腰を反らすと痛みが出る
・座っていても痛みがある
腰椎が分離していると、はじめは腰に痛みが出ます。
しかし、その後1~2週間程度で痛みが消え、ある程度動けるようになります。
そのため、腰椎分離症に気付かない場合もあります。
骨が離れたままで完治してしまうと、くっつかなかった骨は偽関節となってしまい、腰椎分離症へと発展してしまいます。
そのため、少しでもおかしいと思ったら早めに治療を受けることが大事となります。
腰椎分離症を放置していると、脊椎すべり症の一種の分離すべり症に発展してしまう場合があります。
分離すべり症とは、骨の分離により腰椎が前方や後方にずれてしまう症状です。
神経が圧迫されて腰痛が引き起こされてしまい、慢性化してしまう場合もあります。
腰椎分離症の診察は、レントゲンやMRIで行います。
痛い診察は一切しませんので、安心して診察を受けることができます。
【腰椎分離症の原因】
腰椎分離症になりやすいのは、中学生と言われています。
その理由は、成長期途中で骨が出来上がっていないのにもかかわらず、部活動やスポーツ活動によって体をひねったりジャンプしたり転倒、衝突、腰を反らすなどの負担がかかることによって、疲労骨折を起こしているからです。
激しい運動をしている場合は、小学生でも腰椎分離症を発症してしまう場合もあります。
また、腰椎分離症になっている人は、体が硬いのも1つのポイントとなっております。
筋肉の柔軟性がないことにより、関節に負担がかかってしまい発症してしまうようです。
運動をしているのに体が硬い子は、腰椎分離症になりやすい傾向があります。
腰椎分離症の好発種目は、これらが挙げられます。
・野球
・バレーボール
・バスケットボール
・サッカー
・柔道
・ラグビー
・ウエイトリフティング
このように、頻繁に体を回旋するスポーツに多く見られます。
年齢は、13~14歳のジュニア期をピークに、男子の発症が圧倒的に多い傾向があります。
【腰椎分離症の治療方法】
腰椎分離症の治療方法は、このような内容で行っていきます。
・安静
骨融合のために、一定の期間の安静が必要となります。
症状により安静期間は異なりますが、体幹に負担がかかるスポーツの場合は3~6か月ほど休止します。
・薬物療法
痛みを緩和させて、症状を緩和させる治療方法です。
症状が良くなることで薬の効き目も良くなり、大幅改善へとみちびく役目も担っております。
・温熱療法
ホットパックなどにより患部を温めて、血流を良くして症状緩和へとみちびきます。
血流が良くなるので、1度で痛みが軽くなったという声も挙がっております。
・装具療法
コルセットなどの腰ベルトを使って固定して、症状改善へとみちびく方法です。
コルセットで固定しているので、ある程度の軽度の動きが可能となります。
専門医と相談をして、専門のコルセットを使って治療を行います欧。
家にあるコルセットでは適していない場合がありますので、オススメできません。
・運動療法
支える筋肉が弱いと、腰骨への負担が増えてしまいます。
腰骨の働きをコントロールするのが筋肉ですので、筋肉が弱いと腰椎分離症の改善は難しくなってしまいます。
腰回りの筋肉を鍛えて、腰椎分離症の症状改善へとみちびきましょう。
間違った運動では逆に負担を掛けてしまいますので、専門医の指導のもと行うようにしましょう。
・股関節のストレッチ
股関節は腰と密接な関係を持っており、股関節を柔軟にすることで腰への負担を軽くさせることができます。
股関節を鍛えて、腰への負担を減らしましょう。
・整骨院や接骨院で施術を受ける
整骨院や接骨院では、症状の緩和ではなく症状改善へとみちびくことができます。
施術により症状緩和へとみちびき、血流を良くして筋肉の柔軟性も改善へとみちびきます。
腰への負担が軽くなり、スムーズな動きをすることができるようになります。
直接ピンポイントで施術を受けることができるので、楽になったという声も多く挙がっています。
病院での治療で改善しない場合は、整骨院や接骨院での施術も検討することをオススメします。
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