浜松市中区 筋筋膜性腰痛と似ている疾患
2018-11-02 [記事URL]
【筋筋膜性腰痛とは】
筋筋膜性腰痛とは、腰の筋肉の過緊張の発生や筋繊維の損傷を起こした際に発症する、腰痛です。
神経学検査でも背骨や椎間版などの関節部分に異常が発見されないのに、痛みが出てしまう腰の症状です。
スポーツ活動などにより、発症することが多くあります。
筋筋膜性腰痛は、スポーツを行う際に無理な体勢となってしまい、背筋に過剰な負担がかかってしまい発症してしまいます。
急性の場合と慢性の場合で、このように症状の出方が変わります。
・急性の場合
急性の場合は、筋膜や筋肉損傷であり、いわゆる肉離れの状態です。
腰椎に沿って発生する、腰痛や圧痛、運動時痛となります。
症状は、ぎっくり腰のような痛みにも思える場合もあります。
・慢性の場合
慢性の場合は、使い過ぎにより疲労が原因です。
背筋の緊張が高まり、筋肉に沿って痛みが発生します。
長年の蓄積により発症するので、いつの間にかなっている場合が大半であり、気が付いた場合は症状が悪化している場合もあります。
スポーツ活動で起こることが多く、このような動作で発生する傾向があります。
・ピッチング
・ジャンプ
・スイング
・体幹の過伸展
・腹筋
・中腰の姿勢から腰をひねる動作
このような、スポーツ全般の動作で発生します。
腰に多くの負担をかける激しい動作の際に多く発生し、前傾維持をするゴルフや着地の衝撃が強いバレーボールなども原因となっております。
スポーツを行っている人は、筋筋膜性腰痛に注意しましょう。
筋筋膜性腰痛の診断は、問診や触診、視診、打診、画像検査などで行っていきます。
【筋筋膜性腰痛と似ている疾患】
筋筋膜性腰痛には、似たような疾患があります。
そのため、間違って疾患を把握してしまうことがあります。
正しい治療で改善するためには、正しい疾患名を把握する必要性があります。
筋筋膜性腰痛と間違われやすい疾患の特徴を、2つご紹介していきます。
・腰椎椎間板ヘルニア
腰椎の間にある椎間板から軟骨が飛び出してしまい、神経を圧迫させてしまう症状です。
腰や臀部、下肢後部分の疼痛、足先にしびれなどが発生してしまいます。
・腰椎分離症
腰椎分離症は、10代の成長期や腰に大きな負担がかかるスポーツを行っている人に多い傾向有ります。
腰椎後方の椎弓が疲労骨折を起こしてしまい、分離してしまった部分の異常な稼働により痛みが出てしまいます。
腰部の後屈部分で、痛みが多く出てしまう傾向があります。
この2つの症状と筋筋膜性腰痛は似たような症状が発生してしまいますので、勘違いしないようにしましょう。
【筋筋膜性腰痛の治療】
筋筋膜性腰痛は、一般的に大きな負担を掛けない場合、回復させることもできます。
症状が治まらない場合は、これらの治療方法を行っていきます。
・運動療法
筋肉が伸びたり萎縮した状態で痛みが出ているので、ストレッチなどの運動をゆっくり行うことで腰の筋肉の緊張をほぐすことができます。
また、筋肉増強により負担をかけにくくさせることができるので、効果的な治療とすることができます。
運動療法は、間違った方法を行うと余計に悪化させてしまいます。
専門医の指示のもとに、正確な運動を行うようにしましょう。
・温熱療法
ホットパックや超音波などを用いて、腰を温めて症状緩和へとみちびきます。
腰を温めることで血流が良くなり、筋肉の緊張がほぐれて痛みが緩和されてきます。
また、疲労物質も流れ出るので、回復を早めることができます。
・薬物療法
炎症を抑える目的で、消炎鎮痛薬座を投与します。
また、湿布や軟膏などの外用薬を使って、改善へとみちびく場合もあります。
軽度の場合は、薬物療法だけでもかなり改善していきます。
・装具療法
コルセットやサポーターを使って、腰の動きの安定をして効果を発揮させます。
専用のコルセットやサポーターじゃないと効果が出ない場合があるので、必ず専門医に相談をして使うようにしましょう。
・整骨院や接骨院での治療
整骨院や接骨院での治療は、筋筋膜性腰痛の原因に特化した治療ができます。
筋肉を柔軟にすることで、筋筋膜性腰痛の負担をやわらげることができます。
鍼やマッサージによって、症状緩和へとみちびいていきます。
また、ゆがんだ骨盤改善により、新陳代謝野改善や血流改善にも効果を発揮し、筋筋膜性腰痛の症状緩和へとみちびくことができます。
整形外科で改善しない方は、整骨院や接骨院での治療がオススメです。
【筋筋膜性腰痛の予防ポイント】
筋筋膜性腰痛が発生してしまう理由は、日常生活にも大きな原因があります。
自分自身の日常生活を振り返って、何が良くなかったのかを把握して改善していきましょう。
これらの改善ポイントで、筋筋膜性腰痛を予防とすることができます。
・ピッチングや・ジャンプなどの動きを減らす
筋筋膜性腰痛はスポーツでの原因も多くあり、ピッチングやジャンピングなどのバゲしい運動を行っているとなりやすい傾向があります。
できれば、これらの動作は控えるようにしましょう。
筋筋膜性腰痛になりたくない場合は、これらのスポーツを止めることも選択肢といえます。
・腰をひねる動作を控える
腰をひねる動作は、筋筋膜性腰痛に大きな負担をかけてしまいます。
腰をひねりそうな動作の際は、なるべく腰をひねらないように行動をするようにしましょう。
くせを付けると変にねじることもなくなりますので、余計な負担を掛けずに済みます。
・体を柔軟にする
体を柔軟にすることで、背筋の強化となります。
筋力というのは20歳を境にどんどん減っていき、1年で1%減っていくと言われています。
運動の習慣がない人、長時間同じ姿勢を撮り続けている方は、毒に何倍物速度で衰えてしまいます。
軽いウォーキングなどを行って、体を柔軟にしましょう。
・体を温める
体を温めることで血行が良くなっていくので、痛み予防へとみちびくことができます。
湯船に浸かるようにし、体を冷やさないようにしましょう。
エアコンの使い過ぎも大きな負担をなってしまうので、よくありません。
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