浜松市中区 変形性股関節症のセルフケア
2018-11-12 [記事URL]
【変形性股関節症とは】
変形性股関節症とは、先天性や後天性の病気や外傷によって、股関節の構造が破綻してしまった状態です。
非炎症性の症状であり、進行性の症状です。
関節軟骨に編成や破たんが発生し、さらにそれを修復しようとしている反応が同時に起きている状態であり、すり減ったり骨ができたりなどの不具合が生じて関節が変形していく症状です。
通常の関節は、筋肉や腱、人体が関節の負担を分散しており、関節に大きな衝撃がかからないようになっています。
変形性股関節症になると加齢や過度の関節運動などにより、その分散する仕組みが正常に機能しなくなってしまいます。
そのため、関節部分にある軟骨のクッションに過度の負担がかかってしまい、軟骨の変性や摩耗、消失などにより、股関節変形へとみちびいてしまうのです。
日本国内で存在している変形性股関節症の優勝率は、1.0~4.3%となっています。
人工に換算すると、120~510万人がなっているという計算となります。
男性は0~2.0%、女性は2.0~7.5%ということで、女性の方が圧倒的にかかりやすい症状となっています。
変形性股関節症には、このような症状が発生します。
・関節の痛み
・関節の動きの制限
・関節跛行
変形性股関節症が発症すると、加齢と共にどんどん悪化していきます。
1度変形してしまった股関節は、元の状態に戻すことはできません。
変形性股関節症を発症してからより治療効果を得るためには、痛みがなくても定期的に治療を受けながら改善していくことが大事となります。
【変形性股関節症の発症の原因】
変形性股関節症の発症の原因は、以下の2つに分類されます。
・一時性の変形性股関節症
一時性の変形性股関節症は、明らかな原因がないのに関節が壊れていく症状です。
関節部分にある軟骨の細胞が老齢化してしまい、通常通りに働かなくなってしまったことが原因と言われています。
欧米では、一時性の変形性股関節症が大半を占めています。
・二次性の変形性股関節症
二次性の変形性股関節症は、何らかの病気やケガによって発症してしまう症状です。
日本では、二次性変形性股関節症が大半を占めます。
先天性股関節脱臼と白蓋形成不全によるものが、約90%となっています。
また、圧倒的に女性に多い傾向があります。
そのほか、ペルテス病、突発性大腿骨頭懐死症、関節唇損傷などがあります。
変形性股関節症の診察は、通常はレントゲンで行います。
軟骨はレントゲンに写りませんので、骨同士の開き具合や骨の形を見て診察します。
他の病気が考えられる場合は、血液検査なども行う場合もあります。
また、関節の軟骨や靭帯などの状態を詳しく把握するために、MRI撮影をして検査を行う場合もあります。
変形性股関節症は、進行性の症状です。
そのため、少しでも股関節に違和感があったら専門医に診てもらうことが非常に大事となります。
軟骨が絡んでいる症状ですので完治は難しいですが、悪化させず楽に暮らしていくことはできます。
痛みや不具合に悩まないように、早めの治療を受けるようにしましょう。
【変形性股関節症の治療方法】
変形性股関節症は、このような治療方法で改善へとみちびいていきます。
・筋力強化
股関節の不具合が発生してしまうと、関節跛行となってしまう場合があります。
この場合、足の長さに差が発生してしまうことで歩きに影響を与えてしまいます。
臀部の筋肉を強くすることで、歩き方改善へとみちびくことができます。
股関節周りの筋肉を強化して、歩きにくさを改善しましょう。
股関節の可動域も広くなりますので、オススメです。
可能な範囲でOKですので、股関節のストレッチを行って筋肉強化としましょう。
・薬物療法
股関節に痛みがある場合は、薬物療法で改善へとみちびきます。
痛み止めの多くは、非ステロイド性鎮痛剤を採用します。
非ステロイド性消炎鎮痛薬は、痛みを軽減させるとともに炎症を静める効果も発揮します。
股関節痛で痛みが出る場合は、股関節が腫れていて水が溜まっていて炎症が起きている場合があります。
痛み止めを服用することで炎症を抑えることができ、症状緩和へとみちびくことができます。
・手術療法
保存療法で症状が改善しない場合は、手術療法となります。
自分の関節を温存して行う方法と、人工関節を使って改善する方法の2つの方法があります。
・整骨院や接骨院での治療
整骨院や接骨院での治療は、施術により股関節の痛み軽減へとみちびくことができます。
痛みが出ている部分にピンポイントの治療ができるので、想像以上に早く楽になったという人もいます。
【変形性股関節症のセルフケア】
変形性股関節症改善には、セルフケアも取り入れて改善へとみちびいてみましょう。
誰でもできる変形性股関節症改善方法は、これらがあります。
・股関節に負担を掛けない生活習慣を送る
変形性股関節症になる方は、股関節に大きな負担を与えている傾向があります。
例えば、重い物を持って歩くことが多い、階段の上り下りを頻繁に行っている、長歩きをいつもしているなどです。
仕事を止めたら股関節の症状がなくなったなど、生活習慣が変わるだけで症状緩和へとみちびくことができます。
股関節に負担をかける日常生活を改善し、股関節への負担を少しでも減らすようにしましょう。
・体重コントロール
体重というのは、股関節に大きな負担を与えています。
片足で立っただけでも、股関節には体重のおよそ3倍もの重さがかかっています。
体重を出来るだけ少なくし、股関節にかかる負担を少なくしましょう。
身長に対して体重が多い場合は、身長に見合った体重まで落とすようにしましょう。
運動や食生活改善で、自分に見合った体重にしましょう。
・杖を使う
股関節に余計な負担を与えないためには、歩く際に以下に股関節に負担をかけないかです。
そのためには、杖を使って体重分散させる事は非常に大事となります。
杖は持つことに抵抗がある方もいると思いますが、かなりの股関節への負担軽減とすることができます。
変形性股関節症になってスッキリ改善するまでは、杖を使って上手く体重分散をしてみましょう。
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