浜松市中区 ジャンパー膝の原因や症状
2018-02-07 [記事URL]
【ジャンパー膝の原因や症状】
バスケットボールやバレーボールなど、走ったりジャンプをする動作が多いスポーツをしている人には、ヒザの下が痛くて困っている人もいると思います。
そのような症状がある場合は、ジャンパー膝の可能性がありますよ。
ジャンパー膝とは、ヒザの下部分にある腱が痛くなる症状です。
別名、膝蓋じん帯炎や膝蓋腱炎ともいいます。
ジャンプする競技の選手に多いので、ジャンパー膝と呼ばれています。
太ももには太腿四頭筋という大きな筋肉があり、その中に大腿直筋という筋肉があります。
ジャンプやダッシュにより大腿直筋が固くなってしまうことで、付着しているヒザのお皿やスネの菌に気を引っ張ってしまうことで、痛みが発生してしまいます。
徐々に状態が進行することが大半であり、慢性的な痛みとなっている人が大半です。
ジャンパー膝の症状順に、下記に分類してみました。
1番最初が軽度であり、4番目が1番の重症です。
・運動後に疼痛が出るが運動中は支障がない
・運動の前後に痛みがあるが、運動は継続して出来る
・運動中の痛みにより、運動に支障をきたしてしまう
・膝蓋じん帯の完全断裂
このように、最終的には膝蓋じん帯の完全断裂となってしまいます。
こうなってしまうと、歩くことも困難になってしまい、大変です。
最初の2つの段階では運動に支障をきたさないので、見逃してしまう人も多くいます。
よって、3段階に流れてしまい、悪化してしまうのです。
ジャンパー膝はヒザのお皿部分に痛みが出るのですが、その人によりお皿に出る痛みの場所が違います。
1番多いのがお皿のすぐ下で、70%の人が発生します。
その他、お皿のすぐ上が20%、靭帯が付くところ10%の人が発生させてしまいます。
【ジャンパー膝は他のケガと似ているので間違いやすい】
ジャンパー膝は、オスグッドシュラッター病に似ています。
そのため、勘違いしてしまうことも少なくありません。
どちらも骨の成長期の10代に起きやすいのですが、ジャンパー膝は10代後半以降に起こりやすく、オスグッドシュラッター病は10台前後に起こりやすい傾向があります。
また、ジャンパー膝とオスグッドシュラッター病の大きな違いは、患部の違いです。
ジャンパー膝は膝蓋じん帯ですが、オスグッドシュラッター病は、脛骨粗面です。
さらに見た目の症状にも大きな違いがあり、ジャンパー膝は脛骨の突出はありませんが、オスグッドシュラッター病は脛骨の突出が特徴的です。
ヒザ部分を見ただけでもすぐにわかるので、勘違いしないようにしましょう。
いかがでしたでしょうか。
ジャンパー膝というのは、オーバーユースにより発生してしまい、ジャンプやキック動作が多いスポーツをしている人に発生しやすい傾向があります。
悪化してしまうと厄介になってしまうので、軽度の状態で専門医に相談をすると良いですよ。
軽度であれば、セルフケアで改善も可能です。
膝は生活するために大切な部位ですので、悪化させないように心がけましょう。
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