浜松市中区 月経時痛
2018-09-15 [記事URL]
【月経時痛の原因】
月経痛は、痛みの度合いや症状、痛み方など、発生する状態は人によって違います。
月経時痛の原因は、これらが挙げられます。
・「プロスタグランジン」による原因
月経痛の要因で一番多いのが、「プロクスタグランジン」という物質が出ることです。
「プロスタグランジン」はホルモンに似た物質であり、子宮を収縮させて子宮への血流を減らしてしまい、子宮の中の神経の痛みが敏感になってしまいます。
生理前には「プロスタグランジン」の分泌量が増えることにより自律神経のバランスが崩れてしまい、頭痛やイライラ、胃痛などの
不調を引き起こしてしまいます。
・ライフスタイルの変化
現代の女性はライフスタイルの変化により、女性ホルモンにさらされている期間が多いといわれています。
出産も授乳もしていない女性が増えており、出産年齢の上昇や閉経年齢の上昇などにより、セルフケアではコントロールしきれない月経痛が発生してしまいます。
【日常生活に支障をきたす月経時痛「月経困難症」】
「月経困難症」という症状を、ご存じでしょうか。
「月経困難症」とは、月経時痛の中でも日常生活に支障をきたしてしまう症状です。
そのため、治療の対象となる月経時痛です。
「月経困難症」は、大きく分けると以下のような2つに分かれます。
〇器質性月経困難症
子宮や卵巣に、何らかの病気が隠れている月経困難症です。
20代後半から多くなっていく症状であり、月経時痛などの症状は生理初日から3日目位を過ぎても続いてしまい、生理期間以外にも痛みが発生してしまうこともあります。
器質性月経困難症の原因は、これらが挙げられます。
・子宮内膜症
・子宮腺筋症
・子宮筋腫
病気が原因となっている器質性月経困難症の代表格が、子宮内膜症と子宮筋腫です。
この2つの症状は20から30代の若い女性に増えており、子宮内膜症は10人に1人、子宮筋腫は5人に1人が発症するともいわれています。
これらの症状は改善が可能ですので、以下のセルフチェックで心当たりがある場合は医師に相談をしましょう。
・子宮内膜症のセルフチェック
月経時痛が徐々にひどくなってきた
生理の際に毎回寝込んでしまう
痛み止めを飲んでも症状が治まらない
排便の際に肛門の奥が激しく痛む
排卵の際に下腹部に痛みを感じる
生理じゃない時でも下腹部に重い痛みを感じる
セックスの際に膣の奥に痛みを感じる
子供が欲しく頑張っているのに2年以上妊娠しない
・子宮筋腫のセルフチェック
生理の際に1時間に1度はナプキンを変えないと不安
生理の量が多いことで外出を諦めることがある
赤黒いレバーのようなかたまりが出ることがある
経血の量が多く貧血気味になることがある
生理が20日ほどだらだら続くことがある
下のような2つに分かれます。
〇機能性月経困難症
病気の原因はなく、体質や心理的ストレスによって発生している、月経時痛です。
思春期から20代前半に、多い症状です。
機能性月経困難症の原因は、これらが挙げられます。
・子宮の収縮をうながす「プロスタグランジン」の分泌量が多い
・子宮や卵巣が未成熟状態
・冷え性
・ストレス
どちらも症状も、おかしいなと思ったら専門医に相談をしましょう。
病院にいくのは気が引けると思う方は、整骨院や接骨院で施術を受けてみると良いでしょう。
体のめぐりが良くなり、症状緩和へとみちびくことが期待できます。
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※あくまで豆知識であり、内容を保証するものではありません