浜松市中区 第2Kohler病
2018-09-28 [記事URL]
【第2Kohler病とは】
第2Kohler病は、足の骨の26個の内、第2中足骨の骨頭部先端部の組織が、繰り返し圧迫力がかかってしまうことで血液の循環障害によって壊死してしまい、痛みが発生してしまう病気です。
骨の無腐性壊死が第三指、第四指の付け根の骨に発生し、関節の変形や痛み、腫れを発生させます。
両側例が、10%程度みられます。
原因は、不明と言われています。
思春期に多く見られる病気であり、10代に多く発生しており、12~18歳に多く好発します。
男女別では、女性が男性よりも3~4倍ほど多く発症します。
第2Kohler病の発病の経緯は、このような感じとなります。
・外傷に続発することもあるが、原因不明の場合が多い
・徐々に足前方の荷重が強くなっていき、痛みがはじまっていきます。
第2Kohler病の症状は、このような感じで発症します。
・踏み返しの際に患趾(かんし)の付け根の関節部分に疼痛が発生するので、その部分への荷重を避ける歩き方となります。
・罹患(りかん)した中足骨骨頭に一致する、疼痛や圧痛・腫脹が発生します。
・趾の軸方向に力を加えることで、疼痛を訴えます。
・関節の可動域制限が、が発生します。
・第2中足骨が最も多ですが、他の中足骨が罹患することもあります。
第2Kohler病は、初期治療を行うことがとても大事となります。
早期より徹底した治療を行わないと、関節変形を起こしてしまって疼痛が残りやすくなってしまうので、注意が必要となります。
第2Kohler病の検査と診断は、このような内容で行っていきます。
・初期段階ではレントゲンでの異状は確認されませんが、数週間後に変化が出てきます・
・2年ほどで、レントゲン上で治ります。
・治療が遅れてしまった場合、骨頭が変形してしまい疼痛が残ってしまいます。
・中足骨疲労骨折とリウマチ性関節炎との識別が大事となり、レントゲン像が鑑別に有用となります。
【第2Kohler病の治療方法】
第2Kohler病は、強い症状は短期間に消える傾向があります。
症状が継続する期間は、保存治療で改善へとみちびきます。
このような治療方法で、改善へとみちびきます。
・軽度の場合
足船状骨への負担を軽くするために、靴敷きを使って負担を軽くさせます。
靴敷きは第2Kohler病専門の靴敷きが必要となるので、専門医に相談をして適した靴敷きを使うようにしましょう。
室内での歩行は、自由に行ってOKです。
痛い足に負担をかけないように、松葉杖を使って生活をします。
・重度の場合
重度の場合は、歩行用ギプスを巻いてしっかり固定します。
この場合も、松葉杖を使って荷重を避けます。
軽度になってきたら、専用の靴敷きを使って中足骨頭に圧力をかけないように生活していきます。
重症化してしまった場合は、手術を行う場合もあります。
第2Kohler病の場合は、日常生活で中足骨頭に負担を掛けないことが重要となります。
かかとの高い靴や長時間のウォーキングやランニングなどの、足に負担がかかることは一切行ってはいけません。
足の骨には自分の体重がかかってしまうので、なるべく体重を減らして負担をかけないようにしましょう。
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※あくまで豆知識であり、内容を保証するものではありません