浜松市中区 疲労骨折
2018-09-26 [記事URL]
【疲労骨折とは】
疲労骨折とは、骨に疲労が蓄積されてしまうことにより、発生する骨折です。
同じ動作を繰り返したり、体の一部分に軽い衝撃が継続してかかることにより、ヒビが入ったり完全な骨折状態となってしまうこともあります。
疲労骨折はアスリートに多い症状であり、短期間に集中的なトレーニングを行った際に発生することが多くあります。
初期段階には運動時のみに痛みを感じ、進行していくと安静時にも疼痛が発生してしまいます。
疲労骨折が発生するのは、このような原因があります。
・スポーツやトレーニングで過度な負荷をかけている場合
ジャンプや切り返しなど、同じ部位に負担を掛けてばかりいると、骨への負担が増大してしまい、疲労蓄積によって疲労骨折を発生させてしまいます。
・日常生活において同じ部位にばかり集中的に負荷をかけている場合
過度な運動をしていなくても、同じ部位にばかり集中的に負荷をかけることが多い人も、疲労骨折と鳴ってしまう場合があります。
・栄養不足
いわゆる、骨密度が少ない方に疲労骨折が発生してしまう場合があります。
骨の強度や弾力・体制を作っているタンパク質に含まれているコラーゲンは、カルシウムやリン・マグネシウムなどのミネラルが組み合わされて作られています。
不足してしまうと骨がモロくなってしまい、疲労骨折になりやすくなってしまいます。
リンは食品加工品や保存料に多く含まれているので、過剰摂取するとカルシウムの吸収を抑えてしまうので、取り過ぎに注意しましょう。
・女性特有の疾患やホルモンバランスの乱れ
女性ホルモンの一種のエストロゲンは、骨吸収を抑える働きをしてくれるので、骨を丈夫にします。
女性ホルモンのバランスが崩れることでエストロゲンの働きが弱くなってしまい、骨がもろくなってしまいます。
おかしいなと思ったら、専門医に相談をしましょう。
明らかな外傷がなく慢性的な痛みがある場合は、疲労骨折を疑いましょう。
疲労骨折は、レントゲン検査で診断することができます。
疲労骨折の場合レントゲンに写りきらない場合もあり、その場合は3~4週間後に再度レントゲンを撮って確認することがあります。
また、必要な場合はMRIや骨シンチグラフィーなどの検査を行うこともあります。
【疲労骨折の予防】
疲労骨折は、場合によっては重症化してしまうこともあります。
そのため、未然に防ぐことが大事となります。
誰でもできる効果的な疲労骨折の予防方法を、ご紹介いたします。
・運動前後のストレッチ
運動の前後にストレッチを行うことで、骨に付着している筋肉を柔軟にすることができるので、骨折しにくい状態とすることができます。
張りを感じている部分をはじめ、全体的に体を伸ばすことで効果を高めることができ、骨にかかる負担を減らすことができます。
・骨を丈夫にする栄養素の摂取
骨の生成のためには、必要な栄養素を積極的に摂取することが大事となります。
カルシウムやタンパク質、マグネシウムなどを、積極的に摂取しましょう。
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※あくまで豆知識であり、内容を保証するものではありません