浜松市中区 腰痛の原因
2017-07-01
背中と腰の構造から腰痛の原因を考える
多くの方が悩まされる腰痛ですが、背中と腰の構造から原因を見てみることも必要です。
人間の背骨は横から見ると、単に柱を立てたような感じではなくて、首から背中そして腰にかけてS字形のカーブを描いています。
これは跳びはねた時などに脳へ振動が直接伝わってしまわないように、衝撃を吸収し振動が響きにくくするためです。
また背骨は、重い頭を支える頸椎が一番上で、その下に腰椎が続いて仙骨(骨盤)の上に乗っています。
そして、椎骨の間にクッションのような働きをする椎間板がある構造になっているため、曲げたり伸ばしたり捻ったりという動きができるのです。
しかしクッションのような働きをする椎間板は比較的老化が早くて、25歳を過ぎる頃から中央にある髄核の水分が減少して、35歳以降になると髄核を取り巻く線維輪の水分も減少し弾力性が低下します。
その結果、腰椎への衝撃が緩和できなくなって腰の痛みを引き起こしやすくなるのです。
その他にも、姿勢の悪さや一定の姿勢・筋肉や骨の老化・過度の運動や動作・内臓などの病気も腰の痛みの原因になる場合もあります。
このような原因で発生してしまうことが考えられる腰痛なので、先天的に骨の構造に異常がある人や腰が後ろに強く反っているような骨の形・配列に問題のある人は注意が必要です。
また、椎間板ヘルニアの人・華奢な人・筋肉のバランスの悪い人・筋肉が発達していなくて脂肪の多い人なども発生しないように心がけることが大事です。
それから、座りっぱなしや立ちっぱなしの仕事をしている人、長時間同じ姿勢を続けている人、腰に負担をかけることが多い労働をする人なども腰の痛みには注意が必要です。
腰痛の予防と治療には様々な方法がありますが、筋肉や神経の疲れを解消して痛みを和らげたり、腰の筋肉や骨を強くしたりする栄養補給という点に注目してみるのも良いです。
ビタミンB1には筋肉や神経の疲れを緩和する働きがありますし、ビタミンEには血液の流れを良くして筋肉の緊張を解消する働きがあります。
またビタミンB1・B6・B12は、神経が正常に働くために大切な栄養素で、こうした栄養素を摂取することにより痛みを和らげることにつながります。
それから腰の筋肉や骨を強くしておくことも予防と治療には大切なことで、筋肉強化を目的に筋肉を構成するたんぱく質を摂取して背筋を付ける体操をすると良いです。
骨の強化にはカルシウムが必要で、2~3年周期で生まれ変わっているので毎日摂取していくと良いです。
腰の痛みに対する対処としては、患部を冷やす方法と温める方法があって、基本的には熱を持って炎症状態の急性の痛みは冷やし、慢性の痛みについては血行を良くするため温めます。
もし判断ができない場合には、どちらかの方法をやってみて気持の良い方を採用すると良いです。
患部の冷やし方は、水か氷水で濡らしたタオルで冷やすか、市販のコールドパックを使用すると良いですが、氷で長時間冷やすのは冷やし過ぎになるので注意が必要です。
患部の温め方は、お風呂で体の中まで温めるのが一番ですが、それ以外にもホットパックや使い捨てカイロ、マッサージなども効果的です。
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