浜松市中区 40肩50肩
2017-06-16
40肩50肩の対処は急性期と慢性期で違いがある
俗に40肩50肩と呼ばれているものは、正式には肩関節周囲炎と呼ばれる疾患で、一般的に発症する年齢が違うだけで、どちらも同じ症状が発生する病気なのです。
髪を整える時や服を着る時に痛くて肩が上げられない、突然肩周辺に強い痛みを感じるなどがある場合には、40肩50肩が発症したサインとも考えられます。
症状は何の前触れもなく突然肩周辺に指先まで痺れるような激しい痛みが発生して、その症状が数日間~数週間続く急性期があります。
そして、その後鋭い痛みから鈍い痛みに変わり、肩の動きが制限される慢性期になって、一般的には数週間から半年程度続きます。
また、長い場合は1年半程度続くこともありますが、自然に痛みが軽くなって、肩が楽に動かせるようになります。
しかし、肩関節の可動範囲が狭くなって治ることが多いですし、痛みが繰り返し起こる場合や六十歳を越えてから症状が出る場合もあります。
発症する主な原因は、現段階では解明されていないのですが、加齢に伴い肩の関節・筋肉・肩周辺組織に固くなったり、縮んでしまったりする変化が起こることで炎症や痛みが起きると考えられています。
また、日々の生活習慣やストレス、ホルモンバランスの変化などが間接的要因となり、直接的要因に重なることでも発症すると言われています。
40代以降の人に発症しやすいという点はありますが、男女差や運動習慣の有無などに差はありませんし、左右の発生率についても差はなくて利き腕だから発症しやすいということがないのです。
ただ、若い時に野球をはじめとしたスポーツで肩を酷使したり、肩を痛めたりしたことがある人は、比較的発症しやすい傾向にあります。
また、普段から猫背の人は重心が前のめりになって、体の歪みが生じやすいことから、発症するリスクが高まります。
それから生活習慣が不規則で睡眠不足や偏った食事などがみられる方、血行不良を招くハイストレスな生活習慣の方も発症するリスクが高いので、これらの項目に該当する方は注意が必要です。
発症したときの対処は、突然激しい痛みに襲われる急性期と痛みが落ち着いてきた慢性期で違いがあります。
急性期の時は、痛む肩を安静に保って痛みが強い時には市販の鎮痛薬を服用すると良いです。
間違っても痛みを我慢して無理に肩を動かしたり重い荷物を持ったりする行動、また激しい運動をすることは避けるべきです。
それから、そのまま放置すると痛みが酷くなることがありますし、別の病気が隠れていることも考えられるので、軽視しないで一度整形外科を受診することをおすすめします。
痛みが引いた慢性期は、急性期と違って日常の動作を積極的に行うように心がけることです。
また肩関節が冷えると痛みが強くなることもあるので、ぬるめのお湯にゆっくりとつかって患部を温めたり、カイロや温感湿布を当てたりして肩を冷やさないようにすることも大事です。
それから睡眠中は筋肉の動きが少ないため体が冷えやすくなるので、ふとんから肩が出ないように様々な工夫をすると良いです。
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